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感染症週報 2022年第15週 (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2022.html |
出典情報 | 感染症週報 2022年第15週(4月11日-4月17日)(4/28)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2022年 第15週
(4月11日〜 4月17日)
:通巻第24巻 第15号
◆薬剤耐性菌感染症について
(2022年3月、23ページ「グラフ総覧」参照)
薬剤耐性菌感染症〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症、ペニシリン耐性肺炎球
菌(PRSP)感染症、薬剤耐性緑膿菌(MDRP)感染症〕は、2次医療圏毎に1カ所以上定められた
病床数300以上の基幹定点医療機関(全国約500カ所)から毎月報告される。2022年3月分の報
告を行った基幹定点医療機関数は476であった。
図1. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
1,000
総数
800
男性
女性
600
400
200
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
PRSP:定点当たり報告数0.08
定点当たり報告数は、2012年以降、以前の
冬から初夏に多い傾向は認められていない。過
去10年間の同月との比較では最も少なかった。
報告数は高齢者に多く、65 歳以上が全体の
75%を占めていた(図2)。
薬剤耐性菌感染症の男女別・年齢階級
別報告数(2022年3月)
報告数
MRSA:定点当たり報告数2.58
定点当たり報告数は、例年年間を通じてほぼ
一定である。過去10年間の同月との比較では
2020年に次ぎ2番目に少なかった。報告数は高
齢者に多く、65歳以上が全体の77%を占めて
いた(図1)。
年齢階級(歳)
図2. ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
40
総数
報告数
男性
30
女性
20
10
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
MDRP:定点当たり報告数0.03
定点当たり報告数は、2015年以降、以前の
夏から秋にかけて多い傾向は認められていな
い。報告数は高齢者に多く、65歳以上が全体
の69%を占めていた(図3)。
年齢階級(歳)
12
図3. 薬剤耐性緑膿菌感染症
総数
10
男性
報告数
8
女性
6
4
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
2
年齢階級(歳)
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
薬剤耐性菌感染症について
(3月)
10
2022年 第15週
(4月11日〜 4月17日)
:通巻第24巻 第15号
◆薬剤耐性菌感染症について
(2022年3月、23ページ「グラフ総覧」参照)
薬剤耐性菌感染症〔メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症、ペニシリン耐性肺炎球
菌(PRSP)感染症、薬剤耐性緑膿菌(MDRP)感染症〕は、2次医療圏毎に1カ所以上定められた
病床数300以上の基幹定点医療機関(全国約500カ所)から毎月報告される。2022年3月分の報
告を行った基幹定点医療機関数は476であった。
図1. メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
1,000
総数
800
男性
女性
600
400
200
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
PRSP:定点当たり報告数0.08
定点当たり報告数は、2012年以降、以前の
冬から初夏に多い傾向は認められていない。過
去10年間の同月との比較では最も少なかった。
報告数は高齢者に多く、65 歳以上が全体の
75%を占めていた(図2)。
薬剤耐性菌感染症の男女別・年齢階級
別報告数(2022年3月)
報告数
MRSA:定点当たり報告数2.58
定点当たり報告数は、例年年間を通じてほぼ
一定である。過去10年間の同月との比較では
2020年に次ぎ2番目に少なかった。報告数は高
齢者に多く、65歳以上が全体の77%を占めて
いた(図1)。
年齢階級(歳)
図2. ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
40
総数
報告数
男性
30
女性
20
10
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
MDRP:定点当たり報告数0.03
定点当たり報告数は、2015年以降、以前の
夏から秋にかけて多い傾向は認められていな
い。報告数は高齢者に多く、65歳以上が全体
の69%を占めていた(図3)。
年齢階級(歳)
12
図3. 薬剤耐性緑膿菌感染症
総数
10
男性
報告数
8
女性
6
4
0
0
1-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-
2
年齢階級(歳)
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
薬剤耐性菌感染症について
(3月)
10