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参考資料2 第1・2回医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループでの主なご意見 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23165.html
出典情報 医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループ(第3回 1/7)《厚生労働省》
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第1回WG(2021/11/10(水))での主なご意見

(ワーキンググループの進め方)

コスト・拡張性

・日本では国民皆保険としての保険診療があるので、診療報酬の中で、データを個人に送る場合や基盤でデータを預かる場合などに算定でき、
データを送る環境を整備するベンダー等によるネットワーク環境利用や基盤事業者の運営の費用に充てる、など、基盤の運営にかかる
費用を診療報酬の中で請求できるような仕組みを作るべき。
・レセプト等の基盤は国主体の運営でいいかと思うが、PHRにも拡がって、となると国の支援とともに、民間が動く体制も作り、ビジネス
モデルを考える必要があり、医療機関の収入源である診療報酬の中で基盤を運営する主体をも想定して検討が必要である。
・生きていく間に蓄積される情報が増え、随時、更新されるデータ量の膨大化、データ項目のあり方、当該項目に必要なデータ・内容の変化
も見据え、どう作り、どのような遊びをもたせるべきかを考える必要がある。

電子カルテの普及

・電子カルテ情報が共有されている国(例:カナダ・ケベック、イギリス・NHS)では、国が標準を定め、リーダーシップをとっている。
・国として整備し、民間の力をどう活用するか、ビジネスモデルを作り、ガラパゴスは避けるべく、国がリーダーシップを発揮するべき。
・ SS-MIX2の総括(現在の状態、活用の状況、拡充への課題)を必ず実施し、参考にすべき。
・デジタル庁の政府系クラウド、インフラ系クラウドなどの意向を確認し、ぜひ早いうちからネゴをとって進めていくといい。
・海外の事例では、10年・20年越しで電子化してきている。今回の議論の中で、すぐにできる/することと、長期的、もしかするとやり直し
が入るかもしれないことを含め、少し分けて議論をし、決定していくべき。

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