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資料2 相談支援現場からみたがん患者・家族等の心配・悩み等の実態と対応策について (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25736.html |
出典情報 | がんとの共生のあり方に関する検討会(第6回 5/18)《厚生労働省》 |
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1.日常的に生じている課題
1)社会保障制度上の課題(270)
【実態としてあげられたこと】
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高額で長期にわたる治療も増えているが、治療費負担への保障制度が乏しい。
治療により減収、離職した場合に生活費を保障する制度が乏しい。
40歳未満の患者の場合、介護保険制度も使えず、必要な介護支援が受けにくい。
ウィッグ等、療養上必要な資材・サービス等についての支援制度が自治体によりばらつきがある。
治療と就労の両立、再就職支援等をするにあたっても、困難なケースは多く、社会経済の悪化でますます困難になっている。
ひとり親の患者、精神疾患のある患者、身寄りのない患者など、サポートを受けにくい人は支援できる制度がほとんどない、
却ってサービスが利用できない場合さえある(独居で認知症がある場合に在宅サービスが受けられないなど) 。
【対応案】
支援制度の利用については、単身世帯、高齢者のみ世帯の急増など、現状の社会状況にあわせて、必要な支援
サービスを利用しやすくするような運用が望まれる。
地方自治体による支援制度が異なることは地方自治の観点からもやむを得ないが、がん患者が必須とするよう
な支援については全国で利用可能となることが望ましい。
がん相談支援センターが対応する相談の中には、住居のない方のがん治療継続支援においては、法務的知識を
必要とする場合もあるなど、さまざまな領域の専門職・専門機関との連携を促す枠組みが求められている。
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1)社会保障制度上の課題(270)
【実態としてあげられたこと】
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高額で長期にわたる治療も増えているが、治療費負担への保障制度が乏しい。
治療により減収、離職した場合に生活費を保障する制度が乏しい。
40歳未満の患者の場合、介護保険制度も使えず、必要な介護支援が受けにくい。
ウィッグ等、療養上必要な資材・サービス等についての支援制度が自治体によりばらつきがある。
治療と就労の両立、再就職支援等をするにあたっても、困難なケースは多く、社会経済の悪化でますます困難になっている。
ひとり親の患者、精神疾患のある患者、身寄りのない患者など、サポートを受けにくい人は支援できる制度がほとんどない、
却ってサービスが利用できない場合さえある(独居で認知症がある場合に在宅サービスが受けられないなど) 。
【対応案】
支援制度の利用については、単身世帯、高齢者のみ世帯の急増など、現状の社会状況にあわせて、必要な支援
サービスを利用しやすくするような運用が望まれる。
地方自治体による支援制度が異なることは地方自治の観点からもやむを得ないが、がん患者が必須とするよう
な支援については全国で利用可能となることが望ましい。
がん相談支援センターが対応する相談の中には、住居のない方のがん治療継続支援においては、法務的知識を
必要とする場合もあるなど、さまざまな領域の専門職・専門機関との連携を促す枠組みが求められている。
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