よむ、つかう、まなぶ。
参考資料3 新型コロナワクチン「バキスゼブリア筋注」(アストラゼネカ株式会社)添付文書 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
降に発現し、SARSCoV2感染がウイルス学的に確認された初発の症候性
COVI
D19
発現例数[発現割合(%)
]
d)W HOの重症度がGr
ade4以上
e)W HOの重症度がGr
ade6以上
f
)試験番号、接種群、スクリーニング時の年齢(18〜55歳、56〜69歳、70歳以
上)を因子とし、追跡期間の対数をオフセット変数としたポアソン回帰モ
デル
接種
評価
回数
例数d)
1
2,
655
2
1,
922
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
655
2
1,
921
1
1,
745
2
1,
011
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
655
b)4価髄膜炎菌結合型ワクチン又は生理食塩水
2
1,
921
c)接種群を因子とし、追跡期間の対数をオフセット変数としたポアソン回帰
モデル
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
588
2
1,
873
頭痛
g)95.
84%両側信頼区間
h)接種群を因子とし、試験番号、スクリーニング時の年齢(18〜55歳、56〜69
歳、70歳以上)を層別因子として含み、条件付きの正確な方法を用いた層別
化ポアソン回帰モデル
倦怠感
i
)97.
5%片側信頼区間
j
)95%両側信頼区間
※ 本剤の承認用法用量はSDSDである
表3 承認用量の対象集団(SDSD)における接種間隔別のCOVI
D-
筋肉痛
19a)に対する有効率(主要解析)
対照薬群b)
本剤群
接種間隔
4週以上
評価
発現例数
評価
発現例数
例数
(%)
例数
(%)
d)
有効率(%)c),
発熱感f)
50.
48
4,
294 47(
1.
09) 4,
183 90(
2.
15)
8週未満
8週以上
(
29.
55,
65.
19)
72.
64
1,
555 18(
1.
16) 1,
580 66(
4.
18)
12週以下
悪寒
(
53.
95,
83.
75)
SDSD:標準用量を2回接種
a)初回接種前のSARSCoV2血清反応が陰性であり、2回目の接種後15日以
降に発現し、SARSCoV2感染がウイルス学的に確認された初発の症候性
COVI
D19
関節痛
悪心
d)95%両側信頼区間
(
2)安全性
本剤又は対照薬を少なくとも1回接種した男女24,
244例(本剤群
12,
282例、対照薬群11,
962例)を対象に安全性を評価した。一部
発熱g)
の被験者(本剤群2,
725例、対照薬群2,
573例)を対象に治験薬接種
後7日間(接種日含め8日間)、被験者日誌により収集した副反応を
評価した。主な副反応の発現状況は、
表4のとおりであった。
これら
対照薬群c)
本剤群
全体
1,
291
(
48.
6)
514
(
26.
7)
711
(
40.
7)
172
(
17.
0)
1,
071
(
40.
3)
364
(
18.
9)
546
(
31.
3)
94
(
9.
3)
544
(
31.
2)
54
(
5.
3)
634
(
23.
9)
195
(
10.
2)
353
(
20.
2)
83
(
8.
2)
184
(
7.
1)
23
(
1.
2)
Gr
ade3
評価
以上e)
例数d)
63 (
2.
4) 2,
496
16 (
0.
8) 1,
796
62 (
3.
6) 1,
593
7(
0.
7)
895
43 (
1.
6) 2,
495
10 (
0.
5) 1,
794
全体
844
(
33.
8)
381
(
21.
2)
267
(
16.
8)
100
(
11.
2)
463
(
18.
6)
193
(
10.
8)
141
61 (
3.
5) 1,
593
2(
0.
2)
(
8.
9)
46
895
(
5.
1)
16 (
0.
9)
4(
0.
3)
3(
0.
3)
6(
0.
2)
5(
0.
3)
1(
0.
1)
1(
0.
1)
0
37
0
(
4.
1)
242
28 (
1.
1) 2,
494
(
9.
7)
134
7(
0.
4) 1,
794
3(
0.
3)
15 (
0.
6)
(
6.
7)
895
12 (
0.
7) 1,
593
以上e)
107
61 (
3.
5) 1,
593
2(
0.
2)
Gr
ade3
(
7.
5)
176
(
11.
0)
895
17 (
0.
7) 2,
422
2(
0.
1) 1,
765
64
(
7.
2)
22
(
0.
9)
19
(
1.
1)
7(
0.
3)
7(
0.
4)
1(
0.
1)
1(
0.
1)
4(
0.
2)
3(
0.
2)
の事象のうち、1回目接種後の全ての事象の発現日(中央値)
は接種
SD:標準用量を1回接種、SDLD:1回目標準用量及び2回目低用量を接種、
SDSD:標準用量を2回接種
翌日であり、持続期間(事象の発現した日数、中央値)は注射部位圧
a)COV005試験のみ接種後6日間
痛3日、注射部位仏痛、疲労及び頭痛2日、その他の事象は1日で
b)本剤の発現割合が20%未満であるが参考として含めた
あった。2回目接種後の発現日(中央値)は発熱は接種翌々日、その
c)4価髄膜炎菌結合型ワクチン又は生理食塩水
他の事象は接種翌日であり、持続期間(事象の発現した日数、中央
d)初回標準用量(5×1010 vp)を接種した被験者(SD、SDSD及びSDLDレジ
メン※)
値)は注射部位圧痛、疲労、頭痛及び関節痛2日、筋肉痛1.
5日、その
e)重症度が「重度(日常活動を妨げる等)
」
以上として報告された事象
他の事象は1日であった。
表4 接種後7日間a)の主な副反応(特定有害事象)の発現状況(本剤の
主要解析)
発現割合が20%以上の事象及び発熱b)、
発現例数[発現割合(%)
]
注射部
位圧痛
注射部
位仏痛
評価
回数
例数d)
1
2,
655
2
1,
920
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
655
2
1,
922
疲労
全体
1,
587
(
59.
8)
732
(
38.
1)
893
(
51.
2)
273
(
27.
0)
1,
317
(
49.
6)
515
(
26.
8)
Gr
ade3
評価
以上e)
例数d)
25 (
0.
9) 2,
496
14 (
0.
7) 1,
794
9(
0.
5) 1,
593
0
895
71 (
2.
7) 2,
496
20 (
1.
0) 1,
796
全体
892
(
35.
7)
411
(
22.
9)
521
(
32.
7)
190
(
21.
2)
834
(
33.
4)
360
(
20.
0)
g)38.
0℃以上。39.
0℃(COV005試験のみ39.
3℃)以上の場合、重症度が重度
(Gr
ade3)
以上とした
※ 本剤の承認用法用量はSDSDである
対照薬群c)
本剤群
接種
f
)主観的な発熱の感覚
18.薬効薬理
Gr
ade3
以上e)
18.
1 作用機序
本剤は、単一組換え型1価ワクチンであり、SARSCoV2のスパイ
ク糖タンパク質の遺伝子を組み込んだ非増殖性のチンパンジーア
4(
0.
2)
デノウイルス
(ChAdOx1)
ベクターから成る。
本剤の接種後にSARSCoV2のスパイク糖タンパク質が局所的
4(
0.
2)
に発現し、
中和抗体の産生及び細胞免疫反応が誘導される。
2(
0.
1)
1(
0.
1)
18 (
0.
7)
20.取扱い上の注意
20.
1本剤は激しく振盪しないこと。
20.
2本剤は凍結を避け、
凍結した場合は使用しないこと。
20.
3外箱開封後は遮光して保存すること。
**21.承認条件
11 (
0.
6)
21.
1医薬品リスク管理計画を策定の上、
適切に実施すること。
21.
2現時点での知見が限られていることから、製造販売後、副反応
情報等の本剤の安全性に関するデータを、あらかじめ定めた計画
−4−
COVI
D19
発現例数[発現割合(%)
]
d)W HOの重症度がGr
ade4以上
e)W HOの重症度がGr
ade6以上
f
)試験番号、接種群、スクリーニング時の年齢(18〜55歳、56〜69歳、70歳以
上)を因子とし、追跡期間の対数をオフセット変数としたポアソン回帰モ
デル
接種
評価
回数
例数d)
1
2,
655
2
1,
922
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
655
2
1,
921
1
1,
745
2
1,
011
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
655
b)4価髄膜炎菌結合型ワクチン又は生理食塩水
2
1,
921
c)接種群を因子とし、追跡期間の対数をオフセット変数としたポアソン回帰
モデル
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
588
2
1,
873
頭痛
g)95.
84%両側信頼区間
h)接種群を因子とし、試験番号、スクリーニング時の年齢(18〜55歳、56〜69
歳、70歳以上)を層別因子として含み、条件付きの正確な方法を用いた層別
化ポアソン回帰モデル
倦怠感
i
)97.
5%片側信頼区間
j
)95%両側信頼区間
※ 本剤の承認用法用量はSDSDである
表3 承認用量の対象集団(SDSD)における接種間隔別のCOVI
D-
筋肉痛
19a)に対する有効率(主要解析)
対照薬群b)
本剤群
接種間隔
4週以上
評価
発現例数
評価
発現例数
例数
(%)
例数
(%)
d)
有効率(%)c),
発熱感f)
50.
48
4,
294 47(
1.
09) 4,
183 90(
2.
15)
8週未満
8週以上
(
29.
55,
65.
19)
72.
64
1,
555 18(
1.
16) 1,
580 66(
4.
18)
12週以下
悪寒
(
53.
95,
83.
75)
SDSD:標準用量を2回接種
a)初回接種前のSARSCoV2血清反応が陰性であり、2回目の接種後15日以
降に発現し、SARSCoV2感染がウイルス学的に確認された初発の症候性
COVI
D19
関節痛
悪心
d)95%両側信頼区間
(
2)安全性
本剤又は対照薬を少なくとも1回接種した男女24,
244例(本剤群
12,
282例、対照薬群11,
962例)を対象に安全性を評価した。一部
発熱g)
の被験者(本剤群2,
725例、対照薬群2,
573例)を対象に治験薬接種
後7日間(接種日含め8日間)、被験者日誌により収集した副反応を
評価した。主な副反応の発現状況は、
表4のとおりであった。
これら
対照薬群c)
本剤群
全体
1,
291
(
48.
6)
514
(
26.
7)
711
(
40.
7)
172
(
17.
0)
1,
071
(
40.
3)
364
(
18.
9)
546
(
31.
3)
94
(
9.
3)
544
(
31.
2)
54
(
5.
3)
634
(
23.
9)
195
(
10.
2)
353
(
20.
2)
83
(
8.
2)
184
(
7.
1)
23
(
1.
2)
Gr
ade3
評価
以上e)
例数d)
63 (
2.
4) 2,
496
16 (
0.
8) 1,
796
62 (
3.
6) 1,
593
7(
0.
7)
895
43 (
1.
6) 2,
495
10 (
0.
5) 1,
794
全体
844
(
33.
8)
381
(
21.
2)
267
(
16.
8)
100
(
11.
2)
463
(
18.
6)
193
(
10.
8)
141
61 (
3.
5) 1,
593
2(
0.
2)
(
8.
9)
46
895
(
5.
1)
16 (
0.
9)
4(
0.
3)
3(
0.
3)
6(
0.
2)
5(
0.
3)
1(
0.
1)
1(
0.
1)
0
37
0
(
4.
1)
242
28 (
1.
1) 2,
494
(
9.
7)
134
7(
0.
4) 1,
794
3(
0.
3)
15 (
0.
6)
(
6.
7)
895
12 (
0.
7) 1,
593
以上e)
107
61 (
3.
5) 1,
593
2(
0.
2)
Gr
ade3
(
7.
5)
176
(
11.
0)
895
17 (
0.
7) 2,
422
2(
0.
1) 1,
765
64
(
7.
2)
22
(
0.
9)
19
(
1.
1)
7(
0.
3)
7(
0.
4)
1(
0.
1)
1(
0.
1)
4(
0.
2)
3(
0.
2)
の事象のうち、1回目接種後の全ての事象の発現日(中央値)
は接種
SD:標準用量を1回接種、SDLD:1回目標準用量及び2回目低用量を接種、
SDSD:標準用量を2回接種
翌日であり、持続期間(事象の発現した日数、中央値)は注射部位圧
a)COV005試験のみ接種後6日間
痛3日、注射部位仏痛、疲労及び頭痛2日、その他の事象は1日で
b)本剤の発現割合が20%未満であるが参考として含めた
あった。2回目接種後の発現日(中央値)は発熱は接種翌々日、その
c)4価髄膜炎菌結合型ワクチン又は生理食塩水
他の事象は接種翌日であり、持続期間(事象の発現した日数、中央
d)初回標準用量(5×1010 vp)を接種した被験者(SD、SDSD及びSDLDレジ
メン※)
値)は注射部位圧痛、疲労、頭痛及び関節痛2日、筋肉痛1.
5日、その
e)重症度が「重度(日常活動を妨げる等)
」
以上として報告された事象
他の事象は1日であった。
表4 接種後7日間a)の主な副反応(特定有害事象)の発現状況(本剤の
主要解析)
発現割合が20%以上の事象及び発熱b)、
発現例数[発現割合(%)
]
注射部
位圧痛
注射部
位仏痛
評価
回数
例数d)
1
2,
655
2
1,
920
1
1,
745
2
1,
011
1
2,
655
2
1,
922
疲労
全体
1,
587
(
59.
8)
732
(
38.
1)
893
(
51.
2)
273
(
27.
0)
1,
317
(
49.
6)
515
(
26.
8)
Gr
ade3
評価
以上e)
例数d)
25 (
0.
9) 2,
496
14 (
0.
7) 1,
794
9(
0.
5) 1,
593
0
895
71 (
2.
7) 2,
496
20 (
1.
0) 1,
796
全体
892
(
35.
7)
411
(
22.
9)
521
(
32.
7)
190
(
21.
2)
834
(
33.
4)
360
(
20.
0)
g)38.
0℃以上。39.
0℃(COV005試験のみ39.
3℃)以上の場合、重症度が重度
(Gr
ade3)
以上とした
※ 本剤の承認用法用量はSDSDである
対照薬群c)
本剤群
接種
f
)主観的な発熱の感覚
18.薬効薬理
Gr
ade3
以上e)
18.
1 作用機序
本剤は、単一組換え型1価ワクチンであり、SARSCoV2のスパイ
ク糖タンパク質の遺伝子を組み込んだ非増殖性のチンパンジーア
4(
0.
2)
デノウイルス
(ChAdOx1)
ベクターから成る。
本剤の接種後にSARSCoV2のスパイク糖タンパク質が局所的
4(
0.
2)
に発現し、
中和抗体の産生及び細胞免疫反応が誘導される。
2(
0.
1)
1(
0.
1)
18 (
0.
7)
20.取扱い上の注意
20.
1本剤は激しく振盪しないこと。
20.
2本剤は凍結を避け、
凍結した場合は使用しないこと。
20.
3外箱開封後は遮光して保存すること。
**21.承認条件
11 (
0.
6)
21.
1医薬品リスク管理計画を策定の上、
適切に実施すること。
21.
2現時点での知見が限られていることから、製造販売後、副反応
情報等の本剤の安全性に関するデータを、あらかじめ定めた計画
−4−