よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-3 MID-NET・NDBの行政利活用の調査実施状況について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26332.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第1回 6/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。


BS→Ori 切替群:初回は BS でその後先行バイオ医薬品に切替えられた患者

Ori→BS 切替群:初回は先行バイオ医薬品でその後 BS に切替えられた患者
調 査 結 果 A) BS の販売開始後の普及率の確認
の概略
各有効成分の処方患者数の月別推移は図 1-a 5 の通りである。いずれの成分において
も処方患者数に多少の増加又は減少はあるものの、対象期間中に大きな変化は認めら
れなかった。調査対象とした 21 の BS のうち処方実態が確認されたのは 11 製品であ
り、10 の製品 *では処方実態は確認されなかった。


:アガルシダーゼベータの 1 製品、インフリキシマブの 3 製品、エタネルセプトの 1 製品、ソマト
ロピンの 1 製品、トラスツマブの 3 製品、及びフィルグラスチムの 1 製品

本調査で処方実態が確認された BS の処方割合の月別推移は図 1-b 6 の通りである。
エポエチンアルファでは 2010 年の販売開始後に 2016 年で BS の処方割合が減少してい
たが、エポエチンアルファ以外の有効成分において販売後増加しており、2018 年 12 月
(データ期間終了)時点での BS の処方割合はフィルグラスチムでは 60%以上、インス
リングラルギンでは 50%以上に達していた。

図 1. 各有効成分の処方患者数及び BS の処方割合の推移(処方月別) 7





アガルシダーゼベータ、エタネルセプト及びトラスツマブについては処方患者数が少なく、BS の処方実態もみられ
なかったことから描写の対象外とした
ソマトロピンについては処方患者数及び処方割合が低かったことから描写の対象外とした
描写対象は調査対象であるいずれかの有効成分の最初の処方が認められた時期である 2009 年 9 月以降とした

2

7 / 10

ページ内で利用されている画像ファイルです。