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参考資料1 第3回ワーキング・グループ後いただいたご意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26495.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第4回 6/28)《厚生労働省》
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令和4年6月 28 日
第4回
効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ

第 3 回 ワーキング・グループ後にいただいたご意見

【評価体系について】


特定保健指導の目的は生活習慣病に移行させないことであり、特定保健指導を如何に
効果的かつ効率的に実施するために、保健指導の投入量だけを評価するのではなく、そ
の効果を最大限評価する方向が本筋と考えている。
(小松原構成員)



現場では、時間など評価のポイントが一律なのが対象者にも実施者側にも負担感が大
きく、時間や方法にとらわれない評価体系へも期待は大きい。積極的支援対象者は健
診後や初回面接後から取組を開始している人もいるのでポイント獲得のための支援に
ならないように量だけでなく質の評価の視点も必要と考える。(田中構成員)



アウトカム評価を基本に保険者及び対象者が努力しても結果が出なかった場合にプロ
セスを評価する方針が、特定保健指導の政策的な効果も引き上げることに繋がると認
識している。
(小松原構成員)



個人の生活習慣(生活背景)が全く違い、保健指導時のスタート地点が異なる状況
で、生活習慣の改善といった時の「改善」の捉え方や、行動変容が持続できるかな
ど、行動変容の客観的評価は難しいため、明確化することで現場が混乱しないように
していただきたい。
(田中構成員)



特定保健指導を受託する機関としては、ポイントを獲得するために保健指導をするの
ではなく、対象者に必要な支援を行い、
「その結果ポイントが付与された」と考え
る。しかし、一部の保険者ではインセンティブやペナルティを考えて「特定保健指導
を実施すること」が目的になっている可能性がある。特定保健指導は生活習慣病予防
の手段であり目的ではないことを認識できる仕組みの必要性を強く感じる。
(中西構
成員)



180pは、あくまで従事者が知っていれば良い情報で対象者には関係ないと考えるが、
アウトカム評価だけが独り歩きした場合には、保健指導を受けなくてすむ方法となる
のではないか。
(鈴木構成員)



2 ㎝・2 ㎏以上の減少を達成した場合に保健指導を終了とすることは、本会の調査研究
においても 180 ポイントの達成と同程度の効果があったとの結果が出ているため、第
4 期はアウトカム評価を制度化すべき。
(小松原構成員)



特定保健指導の目的として、2 ㎏減量よりも優位に「行動変容」があると考える。(鈴
木構成員)



どの時点での 2 ㎏減量を評価するのか。指導前に 2 ㎏減量していた場合、実績評価時
まで保健指導をし続けるということか。指導者も対象者も 2 ㎏痩せれば、保健指導を
終了できるという発想になる可能性が高い。
(鈴木構成員)



2 ㎝ 2 ㎏をどの時点で達成しても 180pになるということであれば、保健指導前に絶食

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参考資料1