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参考資料1 第3回ワーキング・グループ後いただいたご意見 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26495.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会 効率的・効果的な実施方法等に関するワーキング・グループ(第4回 6/28)《厚生労働省》
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等により体重減少しておけば、特定保健指導を免れるということになるのか。(鈴木構
成員)


2cm2kg を数か月で達成するのは難しいと感じている。保健指導は、個別の目標と
行動計画であるため、例えば、体重は減らないが、禁煙を続けている、食事に気をつ
けているなど、個人の行動変容できた部分を評価に入れることは、対象者と実施者側
両方のモチベーションにつながる。例えば、
「食生活の改善」基本 20 ポイント×達成
期間=獲得ポイント(上限○○ポイント)
(田中構成員)



運動習慣や食習慣などの行動変容によって「1 ㎝・1 ㎏」の達成が可能となるため、
「1
㎝・1 キロ」のポイント付与は行動変容を条件(他のアウトカム評価を受けて、結果と
して 1 ㎝・1 ㎏達成した場合に付与)としてはどうか。
(小松原構成員)



アウトカム評価の「中間達成」の表現が分かりにくいため、名称はアウトカム評価でい
いのではないか。
(小松原構成員)



行動変容は何をもって改善かを明確にすることが難しく、実施者側が、ポイントを得
るために改善目標等を定型化すれば、保健指導の質を下げることになる。
(鈴木構成
員)



アウトカム評価について、客観的な評価が難しいとの意見があったが、そもそも健診時
の質問票も自己申告であるため、評価時に本人から申告があれば評価をして良いので
はないか。
(小松原構成員)



アウトカム評価のポイントが相対的に低く、少なくとも電話と同等以上のポイントと
するなど、引き上げ、アウトカムの中間達成の 90 ポイント上限は、本人の努力の妨げ
に繋がる可能性があるため、設定しない方向で検討してはどうか。(小松原構成員)



禁煙を除いたアウトカム評価についても、特定保健指導の目的が「対象者が自分の健康
に関するセルフケア(自己管理)ができるようになること」としている観点から評価す
べきである。
「休養習慣」については、特定保健指導の客観的な評価指標にも盛り込ま
れておらず評価が難しいため、
「他の生活習慣」に包括してはどうか。
(小松原構成員)



行動変容は各 20pとなっているが、評価が曖昧になりやすくポイント取得が目的にな
る可能性もあるので、賛成しかねる。
(中西構成員)



食習慣については、行動変容として設定が難しい(非現実的)、あるいは、行動目標
として明確でない(2 つの要素が含まれる)と考えるので、下記に変更していただけ
ないか。
(鈴木構成員)
・ 間食からのエネルギー摂取量を 200kcal 以内にする。
・ 職場で飲む飲料を糖質が含まれない水、あるいはお茶にする。



喫煙については、階層化の指標でもあり、禁煙をすることで生活習慣病のリスク要因の
減少や肺がんを中心とするがん予防につながるため、他の改善項目よりも重みが大き
いことに加え、対象者の大きな行動変容も必要になるため保健指導完了(180 ポイント)
とすべきではないか。併せて、指導の翌年も禁煙が継続しているのであれば、このアウ

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