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【資料1】サル痘対策について (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26447.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 会感染症部会(第62回 6/29)《厚生労働省》 |
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サル痘の国際的な感染の拡大について
最近の海外の状況
2022年5月以降、欧州、北米等を中心に、サル痘の感染例及び疑い事例が報告されている。各国の感染状況の概要は
以下のとおり。
• 6月27日のWHOの発表では、50ヵ国・地域(アフリカ8ヵ国を含む。)から、計3413例の確定例が報告されている。
• 欧米等のこれまで発生がなかった国での死亡例の報告はなく、症例の多くは若年男性。
6月10日の英国健康安全保障庁(UKHSA)の報告によると、6月8日までの確定例(336例)のうち、性別情報の得ら
れた症例(314例) の99%(311例)は男性であり、詳細情報の得られた男性(152名)のうち99%(151例)は、男
性と性的接触を持つ男性(MSM: Men who have Sex with Men)であった。
WHOは、6月23日に国際保健規則緊急委員会(International Health Regulations Emergency Committee:IHR-EC)を開催。
6月25日、WHO事務局長は、緊急委員会による助言に同意し、多国間のサル痘の発生について、現時点では、国際
的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(Public Health Emergency of International Concern:PHEIC※)には該当しな
いことを発表。
※
国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態は、過去、新型コロナウイルス感染症(2020)、エボラ出血熱(2019、2014)、ジカウ
イルス及び神経疾患と先天奇形の増加(2016)、ポリオ(2014)、豚インフルエンザH1N1(2009)で発出されている。
地域別サル痘発生の推移(2022年1月1日~2022年6月15日)
2
最近の海外の状況
2022年5月以降、欧州、北米等を中心に、サル痘の感染例及び疑い事例が報告されている。各国の感染状況の概要は
以下のとおり。
• 6月27日のWHOの発表では、50ヵ国・地域(アフリカ8ヵ国を含む。)から、計3413例の確定例が報告されている。
• 欧米等のこれまで発生がなかった国での死亡例の報告はなく、症例の多くは若年男性。
6月10日の英国健康安全保障庁(UKHSA)の報告によると、6月8日までの確定例(336例)のうち、性別情報の得ら
れた症例(314例) の99%(311例)は男性であり、詳細情報の得られた男性(152名)のうち99%(151例)は、男
性と性的接触を持つ男性(MSM: Men who have Sex with Men)であった。
WHOは、6月23日に国際保健規則緊急委員会(International Health Regulations Emergency Committee:IHR-EC)を開催。
6月25日、WHO事務局長は、緊急委員会による助言に同意し、多国間のサル痘の発生について、現時点では、国際
的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(Public Health Emergency of International Concern:PHEIC※)には該当しな
いことを発表。
※
国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態は、過去、新型コロナウイルス感染症(2020)、エボラ出血熱(2019、2014)、ジカウ
イルス及び神経疾患と先天奇形の増加(2016)、ポリオ(2014)、豚インフルエンザH1N1(2009)で発出されている。
地域別サル痘発生の推移(2022年1月1日~2022年6月15日)
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