モニタリング項目

グラフ

7 月 7 日 第 92 回モニタリング会議のコメント
ク）都内でも 5～11 歳のワクチン接種を実施している。特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小
児には接種の機会を提供することが望ましいとされている。
ケ）インフルエンザと新型コロナウイルス感染症との同時流行の可能性に備えたこれまでの取組を踏まえ、今
後の対応を早急に検討する必要がある。

①－２

① 新規陽性者数

今週の報告では、10 歳未満 10.6％、10 代 11.9％、20 代 22.0％、30 代 18.3％、40 代 16.0％、50 代 11.6％、
60 代 4.9％、70 代 2.9％、80 代 1.3％、90 歳以上 0.5％であった。
【コメント】
ア）新規陽性者数に占める割合は、20 代が 22.0％と最も高く、次いで 30 代が 18.3％となった。30 代以下の割
合が 62.8％と高い値で推移している。これまでの感染拡大時の状況では、まず若年層に感染が広がり、その
後、中高年層に波及しており、引き続き警戒が必要である。保育所・幼稚園、学校生活及び職場における感染
防止対策の徹底が求められる。
イ）若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。

①－３
①－４

①－５
－ア
①－５
－イ

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、前週（6 月 21 日から 6 月 27 日まで（以下「前週」という。）
の 1,089 人から、今週は 1,559 人となり、その割合は 6.7％となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 164 人/日から 7 月 6 日時点で約 297 人/日に大きく増
加した。
【コメント】
ア）重症化リスクの高い 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均が、3 週間連続して増加しており、今後の動向
に注意が必要である。
イ）医療機関での入院患者や高齢者施設等における入所者も、基本的な感染防止対策を徹底・継続する必要が
ある。
(1) 今週、感染経路が明らかだった新規陽性者の感染経路別の割合は、同居する人からの感染が 68.9％と最も多
かった。次いで施設（施設とは、「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保育所、学校等の教育施
設等」をいう。）及び通所介護の施設での感染が 11.9％、職場での感染が 8.0％であった。
(2) 1 月 3 日から 6 月 26 日までに、都に報告があった新規の集団発生事例は、福祉施設（高齢者施設・保育所
等）2,254 件、学校・教育施設（幼稚園・学校等）757 件、医療機関 236 件であった。
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