よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (9 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1021822.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第92回 7/7)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

モニタリング項目

グラフ

7 月 7 日 第 92 回モニタリング会議のコメント
養等調整中 11,825 人(同 5,810 人)であった。
【コメント】
ア)全療養者に占める入院患者の割合は約 3%、宿泊療養者の割合は約 8%であった。自宅療養者と入院・療養

⑥ 入院患者数

等調整中の感染者が約 89%と多数を占めている。
イ)都は、32 か所、12,253 室の宿泊療養施設を確保し、東京都医師会・東京都病院協会の協力を得て運営してい
る。6 月 1 日からは稼働レベル 1 とし、21 か所 8,990 室(受入可能数 6,190 室)で運用している。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 7 月 4 日までの 26 週間に、新たに人工呼
吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 6 月 27 日までの 25 週間の新規陽性者数をもとに、その割合を

⑦ 重症患者数

計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している)

⑦-1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 5 人から 7 月 6 日時点で 8 人と
なった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者はいなかった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 5 人(前週は 5 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 1 人(同 0
人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者はいなかった(同 2 人)。
(3) 7 月 6 日時点で重症患者に準ずる患者は 60 人(前回は 51 人)であった。内訳は、ネーザルハイフローによ
る呼吸管理を受けている患者が 6 人(同 6 人)、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 51 人
(同 43 人)、離脱後の不安定な患者が 3 人 (同 2 人) であった。
(4) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 5.0 日、平均値は 5.0 日であった。
【コメント】
新規陽性者数の増加に伴い、重症患者数も増加する。現在の重症患者数は、低い値で推移しているものの、今
後の推移に警戒が必要である。
-9-