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資料3-2 6年制課程における薬学部教育の質保証に関するとりまとめ(素案) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》 |
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需給推計を基にした地域における薬剤師の需要見通しの精査や偏在指標の導入、大学
と地方自治体等が連携する卒前・卒後の取組に対する支援を行う必要がある。
(3)教学マネジメントの確立
○ 「2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」
(平成 30 年 11 月中央教育
審議会)においては、三つの方針に基づく、体系的で組織的な大学教育を展開し、そ
の成果を学位を与える課程(プログラム)共通の考え方や尺度に則って点検・評価を
行うことで不断の改善に取り組むこと、学生の学修成果に関する情報や大学全体の教
育成果に関する情報を的確に把握・測定し、教育活動の見直しに適切に活用すること
が必要とされており、適切な PDCA サイクルを確立することが求められている。
○
また、「教学マネジメント指針」(令和2年1月中央教育審議会大学分科会)では、
三つの方針が教学マネジメントの確立に当たって最も重要であり、学修者本位の教育
の質の向上を図るための出発点であるとしたうえで、三つの方針に基づき自律的に体
系的かつ組織的な大学教育を展開し、その成果の適切な点検・評価を行い、教育改善
に取り組むことが必要であるとしている。
ア)教育課程・教育方法
○
薬剤師として求められる資質・能力を身に付けるという目標の下、体系的かつ組織
的に薬学教育課程が編成される必要があり、「薬学系人材養成の在り方に関する検討
会」では、「薬学教育モデル・コアカリキュラム」を策定し、学生が卒業までに身に
付けておく学修すべき目標を提示し、教育課程の7割程度を当該モデル・コアカリキ
ュラムを踏まえた編成とすることを目安としている(残り3割程度は各大学が特色あ
る独自のカリキュラムを実施する)
。
○
各大学は、教育理念及び養成する人材像を明確にした上で、医療の進展・高度化や
時代のニーズを踏まえた特色ある教育課程を編成し、内部質保証システムに基づく
PDCA サイクルを確立することが求められるが、一部の大学では薬学共用試験及び薬剤
師国家試験の対策に偏重した教育がなされており、社会のニーズに対応した課題発
見・解決能力を養う教育が不十分であるとの懸念がある。
○
このため、今後改訂される薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠した学修すべ
き目標を適切に身に付けさせると同時に、「21 世紀型市民」6としての課題発見・解決
能力を養うことができるよう、大学独自の授業科目の充実を図る必要がある。
○
さらに、各大学における、在宅医療を含む地域医療や薬剤師の偏在(地域偏在や薬
6
「予測不可能な時代において、専攻分野についての専門性を有するだけではなく、思考力、判断力、俯
瞰力、表現力の基盤の上に、幅広い教養を身に付け、高い公共性・倫理観を保持しつつ、時代の変化に合
わせて積極的に社会を支え、論理的思考力をもって社会を改善していく資質を有する人材」
(
「2040 年に
向けた高等教育のグランドデザイン(答申)
」平成 30 年 11 月中央教育審議会)
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と地方自治体等が連携する卒前・卒後の取組に対する支援を行う必要がある。
(3)教学マネジメントの確立
○ 「2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」
(平成 30 年 11 月中央教育
審議会)においては、三つの方針に基づく、体系的で組織的な大学教育を展開し、そ
の成果を学位を与える課程(プログラム)共通の考え方や尺度に則って点検・評価を
行うことで不断の改善に取り組むこと、学生の学修成果に関する情報や大学全体の教
育成果に関する情報を的確に把握・測定し、教育活動の見直しに適切に活用すること
が必要とされており、適切な PDCA サイクルを確立することが求められている。
○
また、「教学マネジメント指針」(令和2年1月中央教育審議会大学分科会)では、
三つの方針が教学マネジメントの確立に当たって最も重要であり、学修者本位の教育
の質の向上を図るための出発点であるとしたうえで、三つの方針に基づき自律的に体
系的かつ組織的な大学教育を展開し、その成果の適切な点検・評価を行い、教育改善
に取り組むことが必要であるとしている。
ア)教育課程・教育方法
○
薬剤師として求められる資質・能力を身に付けるという目標の下、体系的かつ組織
的に薬学教育課程が編成される必要があり、「薬学系人材養成の在り方に関する検討
会」では、「薬学教育モデル・コアカリキュラム」を策定し、学生が卒業までに身に
付けておく学修すべき目標を提示し、教育課程の7割程度を当該モデル・コアカリキ
ュラムを踏まえた編成とすることを目安としている(残り3割程度は各大学が特色あ
る独自のカリキュラムを実施する)
。
○
各大学は、教育理念及び養成する人材像を明確にした上で、医療の進展・高度化や
時代のニーズを踏まえた特色ある教育課程を編成し、内部質保証システムに基づく
PDCA サイクルを確立することが求められるが、一部の大学では薬学共用試験及び薬剤
師国家試験の対策に偏重した教育がなされており、社会のニーズに対応した課題発
見・解決能力を養う教育が不十分であるとの懸念がある。
○
このため、今後改訂される薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠した学修すべ
き目標を適切に身に付けさせると同時に、「21 世紀型市民」6としての課題発見・解決
能力を養うことができるよう、大学独自の授業科目の充実を図る必要がある。
○
さらに、各大学における、在宅医療を含む地域医療や薬剤師の偏在(地域偏在や薬
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「予測不可能な時代において、専攻分野についての専門性を有するだけではなく、思考力、判断力、俯
瞰力、表現力の基盤の上に、幅広い教養を身に付け、高い公共性・倫理観を保持しつつ、時代の変化に合
わせて積極的に社会を支え、論理的思考力をもって社会を改善していく資質を有する人材」
(
「2040 年に
向けた高等教育のグランドデザイン(答申)
」平成 30 年 11 月中央教育審議会)
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