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資料3-2 6年制課程における薬学部教育の質保証に関するとりまとめ(素案) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26758.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第12回 7/13)《厚生労働省》
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れる。加えて、各大学の特に優れた取組を積極的に公表するなど評価結果を広く大学
間で共有していくための取組を実施することが求められる。

4.おわりに
○ 薬学教育の質の向上にあたっては、質の高い教員の確保も重要である。6年生課程卒
業後の4年制博士課程への進学者は、卒業生の 1.4%(令和3年度:138 人)に留まっ
ており7、6年制課程を支える教育・研究人材の不足が懸念される。加えて、平成 23 年
の提言8等においても、4年制博士課程の本来の設置目的に合致した、博士課程に相応し
い教育研究が行われているかについて懸念が示されており、4年制博士課程の課題等に
ついて、質・量双方の観点から引き続き検証する必要がある。さらに、薬学に関連した
多様な分野に進む人材の養成を目的とした4年制課程の学部・学科について、その果た
すべき役割や創薬分野に貢献する研究人材の養成の現状等を踏まえつつ、充実方策を引
き続き検討する必要がある。
○ 薬学教育の質の改善・充実のためには、薬学教育に関わる大学関係者、関係団体、厚
生労働省、文部科学省がより一層連携しながら、本とりまとめの対応策を着実に実行し
ていくことが必要である。

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一般社団法人薬学教育協議会による調査結果
「新制度の『大学院4年制博士課程』における研究・教育などの状況に関する自己点検・評価の提言」
(平成 23 年 12 月 13 日薬学系人材養成の在り方に関する検討会)
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