よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 医療従事者の安全を確保するための対策について (4 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/010744.html
出典情報 医療従事者の安全を確保するための対策について(7/13)《日本医師会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

○危機察知力の醸成
・各種ハラスメント、クレーマーに関する研修会等の実施【行政・医師会】
・対話力向上、ハラスメント・クレーマー対応研修の受講【医療従事者、医療機関】
・ハラスメント対策マニュアル、具体的事例集の作成【厚生労働省】
・患者・家族からの暴力、ハラスメント対策に関する広報【厚生労働省】
○応招義務の正しい理解
・厚労省通達の趣旨の周知(厚生労働省・日本医師会)
○相談窓口の構築
・医療従事者からの相談にも対応できる窓口の設置【行政・医師会】
○警察との連携構築
・警察との緊密な連携体制の構築【医師会・警察】
・医療機関・医師会からのSOSへの迅速な対応【警察】
・医療従事者からの相談窓口の設置【警察】
○地域における危険情報を共有するネットワークの構築
○各医療機関における防犯対策
・防犯カメラ、非常用連絡装置、催涙スプレーなど防犯グッズの設置【医療機関】
・民間警備会社による防犯、防災等緊急通報システムの導入【医療機関】

5 おわりに
本委員会は短期間での開催ながら、毎回有意義な議論が展開された。その中で
も、繰り返し主張された意見は、「医療従事者に現実に危険が差し迫った状況下では
警察による緊急の対応が必須である」というものであった。
委員会におけるこうした議論とアンケート結果を踏まえ、日本医師会では直ちに警
察庁長官に対して、各都道府県の医師会と警察との間での緊密な関係構築に協力を
求める文書を発出した。その中では、地域の医師会や関係機関等から支援や相談等
を求められた際には、各都道府県警察が状況に応じた迅速かつ適切な対応をとられ
-4-