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資料3-2-② 鈴木先生提出資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第90回 7/13)《厚生労働省》
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要因2+3に関する検討

接種者と未接種者の受療行動の違いによる影響の検討

ワクチン有効性の減弱(要因2)と接種者と未接種者の受療行動の違い(要因3)により、「接種済」のものに
おける見かけの人口当たり報告数と「未接種」のそれが逆転することがありうるかどうかを検討することを目的
として、以下の仮定をおいて単純計算(シミュレーション)を行った:
1. ワクチンの有効性は接種直後の80%から6カ月で20%まで低下する
2. ワクチン接種率は5%から6カ月で90%に達する
3. 最終的に接種をしない10%の集団が検査を受ける確率は、最終的に接種する集団より低い(50%、70%)*
4. 集団における未接種者の感染リスクは一定である(1/1000人-月)

シミュレーションの結果

接種者の人口当たり報告数
未接種者の人口当たり報告数(上は検査
受診率が70%のとき、下は50%のとき)

一定の条件下では、接種者の人口当たり報
告数と未接種者の人口当たり報告数が、時
間経過とともに逆転することがあり得る。
横軸は月
*実際にデンマークでは未接種者の検査受診率は接種者より低いことが報告されている。
Covid-19 Gennembrudsinfektioner og vaccineeffektivitet, Statens Serum Institut, 4 January, 2022, covid19.ssi.dk

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