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資料3-8 藤井先生提出資料 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第90回 7/13)《厚生労働省》
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第七波に向けた府における入院・療養の考え方
府における入院・療養の考え方(オミクロン株の特性を踏まえた対応)

大阪府新型コロナウイルス感染症対策協議会(書面開催)で同意(令和4年6月16日)
(今後の状況に応じて随時運用を見直すこととする)

【入院】
・中等症以上または原則65歳以上で発熱が続くなど中等症への移行が懸念される患者等。(外来等で初期治療や経過観察が可能な患者を除く)
コロナ治療を終え、症状が安定した患者は宿泊療養への切り替えや高齢者施設等での療養を検討。
【入院対象】(下記に該当しない患者でも、保健所や入院フォローアップセンターが、患者を診察した医師の意見を踏まえ判断した患者は入院の対象)
原則65歳以上で発熱が続くなど中等症への移行が懸念される患者、SpO2が96%未満または息切れや肺炎所見のある患者、重症化リスクのある患者(BMI30以
上や基礎疾患等)で発熱が続くなど中等症への移行が懸念される患者、その他中等度以上の基礎疾患等または合併症によって入院を必要とする患者

【宿泊療養】
・入院を要しない患者は原則宿泊療養の対象。患者の介護度等に応じ、診療型宿泊療養施設、臨時の医療施設で優先的に受入れ。
【宿泊療養優先対象】
・重症化リスクのある患者(BMI25以上や基礎疾患等)、自宅において適切な感染管理対策が取れない患者(同居家族に高齢者、免疫不全等の要配慮者、
医療・介護従事者がいる場合)、ADLが自立しており、集団生活のルールが遵守できる患者
【診療型宿泊療養施設優先対象】中和抗体治療等の対象となる患者、重症化リスクのある患者
【臨時の医療施設優先対象】リハビリや中等度以上の介護的ケアが必要な患者、歩行介助など一定の生活介助が必要な患者(要介護度に応じて)

オミクロン株の特性を踏まえた高齢者施設等での対応の考え方(施設内での療養部分)
・施設内で陽性者が発生した場合、早期の重症化予防治療と、軽症の場合は可能な限り施設内での療養を基本とする。
症状や施設の状況※を勘案して医療需要の高い方から優先的に入院調整(入院の対象は上記考え方と同じ・対象に該当しても、病床の
ひっ迫状況などによりやむを得ず施設内療養を行う場合あり)※施設の状況:施設形態、常勤医師等の配置状況、法人内での支援の有無など
【施設内での療養】
・協力医療機関や往診医等(施設往診)が初期治療を実施することで重症化を予防、軽症の場合は可能な限り施設内での療養を継続
・施設内療養を行う場合は、保健所や府・市町村による支援とともに、地域のネットワークによる支援を実施。
(ICT(感染対策チーム)等による感染対策の指導や、往診医療機関等による抗体療法・経口治療薬投与など)

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