よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (10 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022023.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第98回 8/18)《東京都》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

モニタリング項目

グラフ

8 月 18 日 第 98 回モニタリング会議のコメント
ア)療養者数が極めて高い水準で推移しており、現在、都民の約 70 人に 1 人が検査陽性者として、入院、宿泊、
自宅のいずれかで療養している。全療養者に占める入院患者の割合は約 2%、宿泊療養者の割合は約 3%であ
った。約 95%の療養者が自宅療養(入院・療養等調整中を含む。)を行っている。
イ)都は、感染拡大に対応するため、患者の重症度、緊急度、年齢等に応じ、臨時の医療施設や酸素・医療提供

⑥ 入院患者数

ステーション等を含め、確保した病床をより重症度・緊急度の高い患者に活用している。
ウ)都は、軽症・無症状の陽性者で、基礎疾患を有する同居家族がいるなど、隔離が必要な方等を対象にした感
染拡大時療養施設を 2 か所運営している。
エ)都は、33 か所、13,021 室(受入可能数 9,140 室)の宿泊療養施設を確保し、東京都医師会・東京都病院協会
の協力を得て運営している。50 歳以上または重症化リスクの高い基礎疾患のある方、同居の家族に重症化リス
クの高い方や妊婦等がいて、早期に隔離が必要な方を優先に入所調整を行っている。
オ)新規陽性者数の状況に応じて、自宅療養者へのフォローアップ体制を効率的に運用していく必要がある。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法:1 月 4 日から 8 月 15 日までの 32 週間に、新たに人工

⑦ 重症患者数

呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、1 月 4 日から 8 月 8 日までの 31 週間の新規陽性者数をもとに、その割合を
計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している)

⑦-1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 40 人から 8 月 17 日時点で 35 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 40 人(前週は 41 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 28 人(同
26 人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 9 人(同 7 人)であった。
(3) 8 月 17 日時点で重症患者に準ずる患者は 122 人(前回は 106 人)であった。内訳は、ネーザルハイフローに
よる呼吸管理を受けている患者が 61 人(同 51 人)、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 50
- 10 -