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資料2_全ゲノム解析等に係るAMED研究について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27458.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第11回 8/19)《厚生労働省》
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エキスパートパネル体制構築班の進捗状況 ~A班~

2_エキスパートパネル

(進捗:6/20→7/20)

項目

角南班

浦上班

上野班

全体

エキスパートパネル実施数

89 → 134

97 → 111

118 → 154

304 → 399

WGS解析により検出された診療に関連する遺伝子異常
Actionable genomic
alterationの検出数

41 → 64

44 → 49

71 → 87

156 → 200

生殖細胞系列に開示対象の
病的バリアントの検出数

9 → 12

2→2

12 → 15

23 → 29

患者還元数

9 → 12 ※

52 → 55

69 → 101

130 → 168

※確認検査の手順を検討中

WGSを用いたエキスパートパネルにより得られた成果
 新たながんの遺伝性異常を検出したケース
 遺伝子パネル検査では検出できなかった遺伝性異常の同定
例) long insertion/deletion変異( CDKN2A , CDKN2B, CHEK2, TP53, CDK12など)、inversion変異(BRCA1)など

 診療に有用であったケース
 構造異常や融合遺伝子を、多様で診断が難しい希少がん(肉腫等※)などの診断や予後に活用

- 頭頸部腫瘍(篩骨洞)の組織型不明症例において、融合遺伝子の検出によりBiphenotypic sinonasal sarcomaと診断
※)腺様嚢胞癌, 孤発性線維性腫瘍, 骨外性ユーイング肉腫, 悪性末梢神経鞘腫, 類上皮血管内皮腫瘍, 脱分化型脂肪肉腫,
滑膜肉腫, 胞巣状軟部肉腫など

 がん以外の疾患の関連遺伝子を検出したケース
 生殖細胞系列において非腫瘍関連遺伝子(循環器疾患等)を検出

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