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資料3-2-② 鈴木先生提出資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第95回 8/18)《厚生労働省》
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それ以外)
、医療機関、カレンダー週、濃厚接触歴の有無、過去 1 ヶ月の新型コロナウイルス検
査の有無、3 ヶ月以上前の新型コロナウイルス感染症診断歴、マスクの着用状況、飲酒を伴う夕
方・夜の会食への参加をモデルに組み込んだ。ワクチン有効率は(1-調整オッズ比)×100%で推
定した。さらに、国民の多くが 2 回接種を完了している中で、2 回接種と比較した 3 回接種の有
効性を検討するため、本報告においては、調整オッズ比を元に 2 回接種と比較した 3 回接種の
相対的な有効率も算出した(3 回接種の対象となり得る者に限定するために、2 回接種から 5 ヶ
月以上経過した者に限定して解析を行った)
。解析に際して、ワクチンの種類は区別せず、ワク
チン接種歴等について、欠損値のある者は本解析では除外した。
本調査は国立感染症研究所および協力医療機関において、ヒトを対象とする医学研究倫理審査
で承認され、実施された(国立感染症研究所における審査の受付番号 1332、1392)。
結果
関東地方の 7 医療機関において、2022 年 7 月 4 日から 7 月 31 日までに発熱外来等を受診した者
で解析可能であった 1624 名が組み入れられ、うち、発症日不明および発症から 15 日以降に受
診した者 51 名および 4 回接種後の 26 名を除外して解析した。解析に含まれた 1547 名(うち陽
性 989 名(63.9%)
)においては、年齢中央値(範囲)36(16-93)歳、男性 802 名(51.9%)
、女
性 742 名(48.1%)であり、何らかの基礎疾患を 385 名(24.9%)で有していた(表 1)
。また、
ワクチン接種歴について、未接種者は 197 名(12.8%)、1 回接種した者は 8 名(0.5%)、2 回接
種した者は 471 名(30.6%)、3 回接種した者は 864 名(56.1%)であった(ワクチン接種回数の
欠損 7 名を除く)(表 2)

表1.研究対象者の基本属性
全体 (n=1547)
n (%)

検 査 陽 性 者

検 査 陰 性 者

(n=989)

(n=558)

n (%)

n (%)

年代
16-19 歳

75 (4.9)

51 (5.2)

24 (4.3)

20 代

452 (29.2)

285 (28.8)

167 (29.9)

30 代

363 (23.5)

222 (22.5)

141 (25.3)

40 代

322 (20.8)

210 (21.2)

112 (20.1)

50 代

214 (13.8)

143 (14.5)

71 (12.7)

60 代

86 (5.6)

57 (5.8)

29 (5.2)

70 代以上

35 (2.3)

21 (2.1)

14 (2.5)

男性

802 (51.9)

530 (53.7)

272 (48.8)

女性

742 (48.1)

457 (46.3)

285 (51.2)

385 (24.9)

229 (23.2)

156 (28.0)

性別(欠損 3 名)

基礎疾患*あり

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