デ ジ タ ル 田 園 都 市 国 家 構 想 基 本 方 針 （令和４年６月７日 閣議決定）（主な箇所抜粋）
第３章 各分野の政策の推進
１．デジタル実装による地方の課題解決
（５）豊かで魅力あふれる地域づくり
①質の高い教育、医療サービスの提供
ⅱ疾病予防や健康づくりの推進による地域の活性化
⒝データヘルスと健康経営の一体的な推進
・健康保険組合等によるデータヘルスと事業主による健康経営とが連携（コラボヘルス）を図ることにより、加入者及び従業
員の健康増進に向けた取組の効果的・効率的な実施を促進する。また、予防・健康づくり等に向けた加入者の行動変容を促す
保険者の取組を推進するため、保険者に対するインセンティブを強化する。
ⅴ医療・教育分野での未来技術の活用
⒞電子処方箋、オンライン資格確認の推進
・薬局薬剤師DXを推進するため、電子処方箋の仕組みについて、今秋のモデル事業による全国的な検証を含め、安全かつ正確
な運用に向けた環境整備を行い、2023年１月から運用開始する。また、オンライン資格確認について、保険医療機関・薬局に、
2023年４月から導入を原則として義務付けるとともに、導入が進み、患者によるマイナンバーカードの保険証利用が進むよう、
関連する支援等の措置を見直す※１。2024年度中を目途に保険者による保険証発行の選択制の導入を目指し、さらにオンライ
ン資格確認の導入状況等を踏まえ、保険証の原則廃止※２を目指す。あわせて、訪問診療・訪問看護等のオンライン資格確認
の仕組みの構築を進めるとともに、マイナンバーカードの機能（電子証明書）のスマートフォン搭載に対応したオンライン資
格確認の検討を進める。
※１診療報酬上の加算の取扱いについては、中央社会保険医療協議会において検討。
※２加入者から申請があれば保険証は交付される。

⒟レセプト情報等を活用した分析の体制整備の推進
・保健医療に関するビッグデータの効果的な利活用を推進するため、NDB（レセプト情報・特定健診等情報データベース）や、
NDBと介護DB（介護保険総合データべース）の情報の連結解析を可能とするために構築した医療介護連結解析基盤（HIC）につ
いて、機能の充実や利便性の向上等を図る。

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