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【資料1】終末期の課題 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27697.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会 がんの緩和ケアに係る部会(第6回 8/31)《厚生労働省》
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「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会」の概要
1 背景
平成28年12月にがん対策基本法(平成18年法律第98号)が改正され、緩和ケアについて定義された。また、「がん
等における緩和ケアの更なる推進に関する検討会」では、がん以外の患者に対する緩和ケアや医師・歯科医師以外の
医療従事者を対象とすることが必要との指摘があったこと等から、がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研
修会を実施する。

2 目的
基本的な緩和ケアについて正しく理解し、緩和ケアに関する知識、技術、態度を修得することで、緩和ケアが診断の
時から、適切に提供されることを目的とする。
3 研修対象者

4 研修会の構成

 がん等の診療に携わる全ての医師・歯科医師
-

がん診療連携拠点病院等で働く者
がん診療連携拠点病院と連携する在宅療養支援診療所・病院、緩和ケア病棟を
有する病院で働く者

 「e-learning」+「集合研修」

 緩和ケアに従事するその他の医療従事者
5 研修会の内容

ⅰ)必修科目
患者の視点を取り入れた全人的な緩和ケア/苦痛のスクリーニングと、その結果に応じた症状緩和及び専門
的な緩和ケアへのつなぎ方/がん疼痛の評価や具体的なマネジメント方法/呼吸困難・消化器症状・不安・
抑うつ・せん妄等に対する緩和ケア/コミュニケーション/療養場所の選択、地域における連携、在宅にお
ける緩和ケア/アドバンス・ケア・プランニングや家族、遺族へのケア
ⅱ)選択科目
がん以外に対する緩和ケア/疼痛・呼吸困難・消化器症状以外の身体的苦痛に対する緩和ケア/不安・抑う
つ・せん妄以外の精神心理的苦痛に対する緩和ケア/緩和的放射線治療や神経ブロック等による症状緩和/
社会的苦痛に対する緩和ケア
(下線付は平成30年4月から新しく追加されたもの)9