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【資料2】一般病院(非拠点病院)における緩和ケアの提供体制、拠点病院と一般病院間の連携、地域での緩和ケアの提供体制に関する課題(小川構成員提出資料) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27697.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会 がんの緩和ケアに係る部会(第6回 8/31)《厚生労働省》
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緩和ケアにおける地域連携の課題
• 拠点病院等の実務担当者から見た課題
(地域緩和ケア連携調整員養成研修 2020-21 検討内容 から抜粋)
• 地域の状況が把握できていない
地域の状況やニーズ(具体的に誰が何に困っているか)を把握できていない
地域で緩和ケアについての話し合いが行われていないため、自施設の役割が認識できない
各医療機関の専門性(得意分野)や医療者の技術力を把握できていない
• 地域の医療資源について関係者間で情報共有ができていない
地域リソースの情報収集やデータベース化が不十分で、情報共有できていない
地域の重要な情報について、関係者間での共通認識がない
エリアによって、医療資源が偏在している
• 患者の情報について情報共有できていない(地域包括ケアの課題、医療圏のサイズの問題)
連携時に患者情報を共有するツールの情報が不足している
連携した患者の情報を追跡するシステムがない(後方病院の厚意で報告はあるが、全症例を
フィードバックするシステムがない)
患者の症状緩和に関して医師が対応するシステム(相談窓口)がない
• 医療機関によって連携に温度差(スピード感)がある



顔の見える関係を築くこととシステム作りの2つの課題がある
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