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資料6 石岡委員提出資料 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27784.html
出典情報 がん対策推進協議会(第80回 9/5)《厚生労働省》
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「新型コロナウイルス感染症の蔓延下におけるがん薬物療法の影響調査」
報告書の結果(概要)
報告書には、臨床内科グループの研究1.「新型コロナウイルス感染症の蔓延下におけ
るがん薬物療法の影響調査」の施設アンケートの結果が記述

がん薬物療法の変化
●寛解状態(あるいは落ち着いた状態)にある患者の維持療法を中断した-該当あり14%(内訳:ごくわずか15%、少し69%、半
数前後15%)。
●再発リスクの低い患者で、術後化学療法を中止・延期した-該当あり10%(内訳:ごくわずか44%、少し56%)
●通常手術先行していた患者で、術前治療を実施した-該当あり11%(内訳:ごくわずか64%、少し27%、大多数9%)
●注射薬レジメンから内服薬レジメンに変更した(補助療法)-該当あり19%(内訳:ごくわずか32%、少し58%、半数前後
11%)
●注射薬レジメンから内服薬レジメンに変更した(進行癌)-該当あり19%(内訳:ごくわずか28%、少し56%、半数前後17%)
●投与間隔が長めのレジメンに変更した-該当あり32%(内訳:ごくわずか30%、少し22%)
●投与時間(院内滞在時間)が短めのレジメンに変更した-該当あり12%(内訳:ごくわずか50%、少し42%、半数前後8%)
●骨髄抑制の少ないレジメンに変更した-該当あり22%(内訳:ごくわずか25%、少し65%、半数前後5%、大多数5%)
● COVID-19の影響を鑑みて投与間隔・期間を延長あるいはスキップした-該当あり26%(内訳:ごくわずか48%、少し48%、半数
前後4%)
●術前・術後補助療法を変更した-該当あり6%(内訳:ごくわずか20%、少し60%、半数前後20%)
●緩和・姑息的治療を変更した-該当あり11%(内訳:ごくわずか42%、少し50%、大多数8%)
●細胞傷害性抗がん剤を変更した-該当あり15%(内訳:ごくわずか29%、少し71%)
●分子標的治療薬を変更した-該当あり4%(内訳:ごくわずか26%、少し75%)
●免疫チェックポイント阻害薬を変更した-該当あり2%(内訳:少し100%)
● COVID-19 蔓延前(2020 年2 月まで)と比較して、第5 波の時期において診療される患者数に変化があったか?-かなり増えた1%、
少し増えた11%、変わらなかった49%、少し減った33%、かなり減った5%
●高齢者、糖尿病、循環器疾患など、COVID-19 の重症化リスク因子を持つ患者に対して、リスクが少ないと思われる患者と比べて、
がん薬物療法の対応を変更したか? -半数前後変更した2%、少し変更した16%、ごくわずか変更した24%、変更しなかった58%
●がん薬物療法を受けている患者さんからCOVID-19 を意識した治療に関する要望・問い合わせがあったか? -かなりあった9%、少
しあった49%、ほとんどなかった34%、全くなかった8%

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