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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022121.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第101回 9/8)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

9 月 8 日 第 101 回モニタリング会議のコメント

⑥-3

検査陽性者の全療養者数は、前回の 161,143 人から 9 月 7 日時点で 124,986 人となった。内訳は、入院患者

⑥-4

3,251 人(前回は 3,631 人)、宿泊療養者 3,733 人(同 4,870 人)、自宅療養者 70,420 人(同 94,241 人)、入院・
療養等調整中 47,582 人(同 58,401 人)であった。
【コメント】
ア)全療養者に占める入院患者の割合は約 3%、宿泊療養者の割合は約 3%であった。約 94%の療養者が自宅療

⑥ 入院患者数

養(入院・療養等調整中を含む。)を行っている。
イ)極めて多数の療養者に対応するためには、臨時の医療施設や酸素・医療提供ステーション、感染拡大時療養
施設等を含め、確保した病床等を、患者の重症度、緊急度、年齢等に応じて活用していく必要がある。
ウ)都は、33 か所、13,195 室(受入可能数 9,300 室)の宿泊療養施設を確保し、東京都医師会・東京都病院協会
の協力を得て運営している。50 歳以上の方、重症化リスクの高い基礎疾患のある方及び重症化リスクの高い方
や妊婦と同居していて早期に隔離が必要な方を優先して、入所調整を行っている。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法: 6 月 14 日から 9 月 5 日までの 12 週間に、新たに人工

⑦ 重症患者数

呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、6 月 14 日から 8 月 29 日までの 11 週間の新規陽性者数をもとに、その割合
を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している)

⑦-1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 33 人から 9 月 7 日時点で 29 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 29 人(前週は 35 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 13 人(同
23 人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 11 人(同 13 人)であった。
(3) 9 月 7 日時点で重症患者に準ずる患者は 94 人(前回は 125 人)であった。内訳は、ネーザルハイフローによ
-8-