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参考資料5 特定健診・特定保健指導の効率的・効果的な実施方法等に関する資料 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27788.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会(第1回 9/12)《厚生労働省》
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特定保健指導の実績評価体系の見直し
○アウトカム評価は、モデル実施の結果(腹囲2cm・体重2kg減を達成した者には翌年の健診結果でも改善傾向が認
められたこと等)を踏まえ、主要達成目標を腹囲2cm・体重2kg減とする。また、対象者自身の生活習慣を改善す
るための行動変容が特定保健指導の目的であることを踏まえ、生活習慣病予防につながる行動変容(食習慣の改善、
運動習慣の改善、喫煙習慣の改善、休養習慣の改善、その他の生活習慣の改善)や腹囲2cm・体重2kg減の過程で
ある腹囲1cm・体重1kg減を目標として設定する。
○アウトカム評価の評価時期は、初回面接から3ヶ月以上経過後の実績評価時とする。行動変容については、生活習
慣の改善が2ヶ月以上継続した場合に評価する。「標準的な健診・保健指導プログラム」において評価者の判断を
支援するため具体例を提示し、「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き」に運用の詳細を提示。
○プロセス評価は、介入方法により個別(ICT含む)、グループ(ICT含む)、電話、電子メール・チャット等の評価を
行う。これらの介入については、時間に比例したポイント設定を見直し、介入1回ごとの評価とする。1回の標準的
な介入内容を手引きで示すとともに最低時間は引き続き設定する。ICTを活用した場合も同じ評価とする。また、現
行の支援Aと支援Bの区別は廃止する。
○特定保健指導の早期介入が対象者の行動変容を促す上で重要であるため、特定健診実施後からの特定保健指導の早
期実施を評価する。

○180pで特定保健指導終了とし、主要達成目標の腹囲2cm・体重2kg減は180pと設定する。腹囲2cm・体重2kg減
が未達成の場合においては、対象者の行動変容等のアウトカムを評価し、プロセス評価と合わせて180pになる構造
とする。腹囲1cm・体重1kg減と行動変容の改善は20pとし、喫煙習慣の改善(禁煙)については、禁煙により一
時的な体重増となる傾向があることから30pと設定する。継続支援の介入は個別(ICT含む)70p、グループ(ICT含
む)70p、電話30p、電子メール・チャット等30pとする。また、健診当日の初回面接を20p、健診後1週間以内の初
回面接を10pと設定する。
○アウトカム評価とプロセス評価の各項目については、今後データを積み重ね、メタボリックシンドローム該当者及
び予備群を減少させる効果の有無等の検証を進める。
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