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参考資料1 新型コロナウイルス対策本部決定資料 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第99回 9/14)《厚生労働省》
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With コロナに向けた政策の考え方
令 和 4 年 9 月 8 日
新型コロナウイルス感染症対策本部決定


新型コロナウイルス対策については、ウイルスの特性の変化やワク
チン接種の進捗に応じて、これまでも感染者全員入院からの転換、国
民の行動制限や経済活動の制限の見直しを行うなど、状況に応じた政
策を展開してきた。

〇 この中で、オミクロン株については、若者の重症化リスクは低く、
大部分の人は感染しても軽症で入院を要することはない。一方で、高
齢者のリスクは引き続き高い。また、感染の中心が飲食の場から高齢
者施設、学校、保育所等の施設や家庭内感染へと変わってきた。これ
らを踏まえ、新たな行動制限を行わず、重症化リスクのある高齢者等
を守ることに重点を置いて、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図
る方針とした。
〇 また、保健医療体制の構築については、約5万の病床・ベッド数の
全面的稼働、発熱外来の拡充(約4万か所)といった対応能力の大幅
な拡充、入院対象者の適切な調整等に取り組むとともに、オミクロン
株の特性を踏まえた療養環境を支援するための発熱外来自己検査体制
の整備、高齢者施設の医療支援、治療薬の活用促進などの対応を行っ
てきた。ワクチンの接種についても、3回目・4回目接種を着実に進
めてきた。これらの対応により、新型コロナウイルス感染症そのもの
の重症化は抑制することができた。
〇 新型コロナウイルスは今後も変異を繰り返し、収束までにはさらに
大規模な感染拡大が生ずることも懸念されるが、
・ 6回の感染拡大を経る中で、日常生活や経済活動における感染防
止の取組み、科学的知見の積み重ね、医療体制をはじめとする政
府・自治体の取組みなど、我が国全体として対応力が強化されてお
り、今回(令和4年夏)の感染拡大についても、新たな行動制限を
行うことなく、感染者の減少傾向が確認できていること
・ 今後、オミクロン株対応の新たなワクチン接種も開始すること

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