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総-3○先進医療会議からの報告について (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00161.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第529回 10/5)《厚生労働省》 |
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別紙資料1
先進医療 B 実施計画等評価表(番号 B130)
評価委員
主担当: 真田
副担当: 佐藤
副担当:伊藤(陽)
技術専門委員: 高橋
先進医療の名称
高齢者切除可能膵癌に対する術前ゲムシタビン+S-1療法
と術前ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法
申請医療機関
東北大学病院
医療技術の概要
国立がん研究センターがん対策情報センターの「がん登
録・統計」1 によると、膵がん死亡数は漸増しており、2018
年の部位別がん死亡数は 35,390 人で第 4 位であった。膵
がん罹患数も増加しており、2017 年では 40,980 人と第 7
位であった。膵がんは、罹患数と死亡数にほとんど差がな
く、5 年相対生存割合は 8.5%と、極めて難治性のがんであ
る。本邦では、切除可能膵癌に対する術前化学療法として
ゲムシタビン+S-1(GS)療法を行い、切除後、術後化学療
法として S-1 療法を行うことが、標準治療と考えられてい
る。一方、切除不能膵癌に対する国内第 III 相試験の結果、
GS 療法の奏効割合が 44.4%であったのに対し、ゲムシタビ
ン+ナブパクリタキセル(GnP)療法の奏効割合は 58.8%で
あり、GnP 療法でより高い奏効割合が期待できる。そこで、
70 歳以上 79 歳以下の切除可能膵癌患者を対象に、標準治
療である術前 GS 療法に対する、術前 GnP 療法の優越性を
ランダム第 III 相試験において検証する。
○主要評価項目:
全生存期間
○副次評価項目:
1)無増悪生存期間
2)術前治療の奏効割合
3)病理学的奏効割合
4)非切除割合
5)R0 切除割合
6)有害事象発生割合(術前、術中、術後)
7)IADL(Instrumental ADL)非悪化割合
○予定試験期間:
先進医療告示日~7年(登録期間:~3年)
○目標症例数:
400 例
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先進医療 B 実施計画等評価表(番号 B130)
評価委員
主担当: 真田
副担当: 佐藤
副担当:伊藤(陽)
技術専門委員: 高橋
先進医療の名称
高齢者切除可能膵癌に対する術前ゲムシタビン+S-1療法
と術前ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法
申請医療機関
東北大学病院
医療技術の概要
国立がん研究センターがん対策情報センターの「がん登
録・統計」1 によると、膵がん死亡数は漸増しており、2018
年の部位別がん死亡数は 35,390 人で第 4 位であった。膵
がん罹患数も増加しており、2017 年では 40,980 人と第 7
位であった。膵がんは、罹患数と死亡数にほとんど差がな
く、5 年相対生存割合は 8.5%と、極めて難治性のがんであ
る。本邦では、切除可能膵癌に対する術前化学療法として
ゲムシタビン+S-1(GS)療法を行い、切除後、術後化学療
法として S-1 療法を行うことが、標準治療と考えられてい
る。一方、切除不能膵癌に対する国内第 III 相試験の結果、
GS 療法の奏効割合が 44.4%であったのに対し、ゲムシタビ
ン+ナブパクリタキセル(GnP)療法の奏効割合は 58.8%で
あり、GnP 療法でより高い奏効割合が期待できる。そこで、
70 歳以上 79 歳以下の切除可能膵癌患者を対象に、標準治
療である術前 GS 療法に対する、術前 GnP 療法の優越性を
ランダム第 III 相試験において検証する。
○主要評価項目:
全生存期間
○副次評価項目:
1)無増悪生存期間
2)術前治療の奏効割合
3)病理学的奏効割合
4)非切除割合
5)R0 切除割合
6)有害事象発生割合(術前、術中、術後)
7)IADL(Instrumental ADL)非悪化割合
○予定試験期間:
先進医療告示日~7年(登録期間:~3年)
○目標症例数:
400 例
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