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04資料1-2 9価 HPV ワクチンの定期接種化に係る技術的な課題についての議論のまとめ (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html |
出典情報 | 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》 |
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15 歳女児と 16-26 歳女性における安全性の比較試験において、被接種者における
全身症状の内容と頻度は9価と4価で同様であった。
自己免疫性疾患を示唆する症状
4価 HPV ワクチンの被接種者と同程度であり、症状の内容も同様であった。報
告頻度が高かったのは、関節痛と甲状腺異常(いずれも 1-2%)で、その他の症
状は 0.1%未満であった。
複合性局所疼痛症候群(CRPS)と体位性頻脈症候群(POTS)
9価 HPV ワクチンと複合性局所疼痛症候群(CRPS)と体位性頻脈症候群(POTS)
との関連は示唆されなかった。
(6)
9価 HPV ワクチンの費用対効果について
<小委員会での議論のポイント>
○ ファクトシートによると、9価 HPV ワクチンの3回接種は、4価 HPV ワクチンの3
回接種よりも費用対効果に優れていると試算された。
9価 HPV ワクチンを予防接種法の定期接種とすることの是非を判断する観点から、
ワクチンの費用対効果について、現在使用されている HPV ワクチンとの比較も含
めて評価が必要と考えられた。
ファクトシートでは、国内外の先行研究を参考に、HPV 感染から子宮頸がんに至
る自然史モデルを構築し、ジェノタイプ分布・QOL データについても国内データ
を組み込んだ上で、
1) ワクチン接種を行わない
2) 4価 HPV ワクチンの接種
3) 9価 HPV ワクチンの接種
の3つの戦略の比較を実施した。
費用項目として、ワクチン費用、細胞診費用、CIN 及び子宮頸がんの治療費を下
記のように算出し、組み込んだ。
接種なしを比較対照として算出された増分費用効果比(ICER)は、4価 HPV ワク
7
全身症状の内容と頻度は9価と4価で同様であった。
自己免疫性疾患を示唆する症状
4価 HPV ワクチンの被接種者と同程度であり、症状の内容も同様であった。報
告頻度が高かったのは、関節痛と甲状腺異常(いずれも 1-2%)で、その他の症
状は 0.1%未満であった。
複合性局所疼痛症候群(CRPS)と体位性頻脈症候群(POTS)
9価 HPV ワクチンと複合性局所疼痛症候群(CRPS)と体位性頻脈症候群(POTS)
との関連は示唆されなかった。
(6)
9価 HPV ワクチンの費用対効果について
<小委員会での議論のポイント>
○ ファクトシートによると、9価 HPV ワクチンの3回接種は、4価 HPV ワクチンの3
回接種よりも費用対効果に優れていると試算された。
9価 HPV ワクチンを予防接種法の定期接種とすることの是非を判断する観点から、
ワクチンの費用対効果について、現在使用されている HPV ワクチンとの比較も含
めて評価が必要と考えられた。
ファクトシートでは、国内外の先行研究を参考に、HPV 感染から子宮頸がんに至
る自然史モデルを構築し、ジェノタイプ分布・QOL データについても国内データ
を組み込んだ上で、
1) ワクチン接種を行わない
2) 4価 HPV ワクチンの接種
3) 9価 HPV ワクチンの接種
の3つの戦略の比較を実施した。
費用項目として、ワクチン費用、細胞診費用、CIN 及び子宮頸がんの治療費を下
記のように算出し、組み込んだ。
接種なしを比較対照として算出された増分費用効果比(ICER)は、4価 HPV ワク
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