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14参考資料2-4 沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DTaP)(第14回ワクチン評価に関する小委員会資料1-2) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00024.html |
出典情報 | 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第49回 10/4)《厚生労働省》 |
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② 百日せきの重症度
● 国内の報告では、入院症例の多くを乳児が占めており、死亡例は乳児と高齢者にみられた。
● チアノーゼや無呼吸などの重篤な症状は月齢が小さい児に多くみられた。
・ 菅らの報告では、2009-2013年の5年間を対象に6県において15歳未満の百日せき(疑いを含む)入院例について後方
視的な調査が実施された。入院症例465人のうち、乳児が86%を占め、人工呼吸管理を要した症例は 5.3%であった
(死亡例なし)。
百日せきの発生実態の解明及び新たな百日せきワクチンの
開発に資する研究 百日せき小児入院例の後方視的調査
(厚生労働科学研究委託費)
・2018年度の6ヶ月未満症例(530例)の臨床症状では、無呼吸発作が23%、チアノーゼは30%にみられたとされる。
感染症発生動向調査(週報)を元に、
厚労科研神谷班が作成したデータより
・人口動態調査では、2006-2017年の期間で百日せきによる死亡数は13人であり、内訳は1歳未満が5人、65歳以上が
8人と報告される。
2006-2017年人口動態統計
4
死
亡
数
(
)
人
3
2
1
0
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 年
1歳未満
65歳以上
*1歳以上65歳未満の死亡はなし
論点 1
百日せきの発生状況と重症度を踏まえ、百日せきワクチン接種の接種回数を増やす目的は乳児の重症化予防と考える
か、学童期以降の疾病負荷の軽減と考えるか。
8
● 国内の報告では、入院症例の多くを乳児が占めており、死亡例は乳児と高齢者にみられた。
● チアノーゼや無呼吸などの重篤な症状は月齢が小さい児に多くみられた。
・ 菅らの報告では、2009-2013年の5年間を対象に6県において15歳未満の百日せき(疑いを含む)入院例について後方
視的な調査が実施された。入院症例465人のうち、乳児が86%を占め、人工呼吸管理を要した症例は 5.3%であった
(死亡例なし)。
百日せきの発生実態の解明及び新たな百日せきワクチンの
開発に資する研究 百日せき小児入院例の後方視的調査
(厚生労働科学研究委託費)
・2018年度の6ヶ月未満症例(530例)の臨床症状では、無呼吸発作が23%、チアノーゼは30%にみられたとされる。
感染症発生動向調査(週報)を元に、
厚労科研神谷班が作成したデータより
・人口動態調査では、2006-2017年の期間で百日せきによる死亡数は13人であり、内訳は1歳未満が5人、65歳以上が
8人と報告される。
2006-2017年人口動態統計
4
死
亡
数
(
)
人
3
2
1
0
2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 年
1歳未満
65歳以上
*1歳以上65歳未満の死亡はなし
論点 1
百日せきの発生状況と重症度を踏まえ、百日せきワクチン接種の接種回数を増やす目的は乳児の重症化予防と考える
か、学童期以降の疾病負荷の軽減と考えるか。
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