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資料1-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号51/ UMIN000042408) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28288.html |
出典情報 | 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第140回 10/13)《厚生労働省》 |
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総合的なコメント欄
今回評価した「主たる解析に関する報告書」において、
現在までに得られた主要評価項目「actionable な遺伝子
を保有する割合」及び一部の副次評価項目については良
好な結果を得ていると考えられた。また、医療技術その
ものの成熟度についても問題ないと考えられる。一方、
従来技術との比較については本先進医療にて直接比較は
なされていない。また本先進医療の事前評価時の指摘に
もあるように、医学的・科学的な評価の対象である
「actionable な遺伝子を保有する割合」(本技術では主
要評価項目)と、保険診療上の評価である「標準治療以
外のオプション治療を実際に受けられる割合」(本技術で
は副次評価項目)との相違については、on-going な治験
の状況や地理的アクセス等の状況にも左右される現状が
あるとはいえ、先進医療として従来の医療技術と比較し
た保険診療に資する有用性を検討する段では、今回も全
評価者からの指摘が一致しているように、本研究の主要
評価項目である「客観的な有用性を示す指標として
Actionable な遺伝子異常が検出される患者の割合を算出
する」事象に加え、副次評価項目である「標準治療以外
のオプション治療を実際に受けられる割合」等の結果を
待たなければ、最終的に標準治療に代えてより良いオプ
ション治療を提供されるという「真の患者のメリット」
を直ちに評価できない状況がある。
薬事未承認の医薬品等
本先進医療技術は体外診断に係る技術であり、技術の成熟
を伴う医療技術の場
度自体には問題ないと考えられるため、成熟したエキスパ
合、薬事承認申請の効
ートパネルと連動して実施される範囲においては本技術の
率化に資するかどうか
薬事承認を妨げるデータは得られていないが、その効率化
等についての助言欄
に資するか否かの判断は、上記「総合的なコメント欄」に
示した理由を含め、現時点では判断しがたいと考える。
今回評価した「主たる解析に関する報告書」において、
現在までに得られた主要評価項目「actionable な遺伝子
を保有する割合」及び一部の副次評価項目については良
好な結果を得ていると考えられた。また、医療技術その
ものの成熟度についても問題ないと考えられる。一方、
従来技術との比較については本先進医療にて直接比較は
なされていない。また本先進医療の事前評価時の指摘に
もあるように、医学的・科学的な評価の対象である
「actionable な遺伝子を保有する割合」(本技術では主
要評価項目)と、保険診療上の評価である「標準治療以
外のオプション治療を実際に受けられる割合」(本技術で
は副次評価項目)との相違については、on-going な治験
の状況や地理的アクセス等の状況にも左右される現状が
あるとはいえ、先進医療として従来の医療技術と比較し
た保険診療に資する有用性を検討する段では、今回も全
評価者からの指摘が一致しているように、本研究の主要
評価項目である「客観的な有用性を示す指標として
Actionable な遺伝子異常が検出される患者の割合を算出
する」事象に加え、副次評価項目である「標準治療以外
のオプション治療を実際に受けられる割合」等の結果を
待たなければ、最終的に標準治療に代えてより良いオプ
ション治療を提供されるという「真の患者のメリット」
を直ちに評価できない状況がある。
薬事未承認の医薬品等
本先進医療技術は体外診断に係る技術であり、技術の成熟
を伴う医療技術の場
度自体には問題ないと考えられるため、成熟したエキスパ
合、薬事承認申請の効
ートパネルと連動して実施される範囲においては本技術の
率化に資するかどうか
薬事承認を妨げるデータは得られていないが、その効率化
等についての助言欄
に資するか否かの判断は、上記「総合的なコメント欄」に
示した理由を含め、現時点では判断しがたいと考える。