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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第41週(10月10日-10月16日、10月17日現在) (20 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/COVID-19_2022w41v2.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第41週(10月10日-10月16日、10月17日現在)(10/24)《国立感染症研究所》
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または死亡例である。
注)地域ブロックの流行曲線ごとに縦軸のスケールが異なることに注意が必要である。
注)直近の週は過小評価されている場合がある。
注)2022 年 8 月 4 日以降、重症化リスクの低い患者(65 歳以上等の患者以外)の発生届では診断日の入力が省略可能とな
ったため、診断日が入力されていない場合は報告日を用いている。
注)2022年9月26日以降は、4類型に該当する陽性者から集計しているため、従来の報告数全体における中等症・重症の集
計とは異なることに注意が必要である

中等症例と重症例の指標は、発症からの遅れの時間差はあるが、軽症例・無症候例と比較して、受診行
動、検査対象の変化によるバイアスをより受けにくい。
地域別の新規に届出された診断時中等症以上および重症であった症例においては、第37週には、中等
症以上の症例では、全ての地域で減少し、重症の症例では、中国以外の地域で減少した。第38週には、
中等症以上の症例では、北海道と沖縄県以外の地域で微減~減少し、重症の症例では、北海道と九州
以外の地域で減少した。第39週には、中等症以上の症例では、東北と沖縄県以外の地域で微減~減少
し、重症の症例では、沖縄県以外の地域で減少した。第40週には、中等症以上の症例では、北海道、東
海、中国、四国、九州以外の地域で微減~減少し、重症の症例では、北海道、中国、四国、九州以外の地
域で微減~減少した。第41週には、中等症以上の症例では、北海道、東北、北陸、東海、中国、沖縄県で
横ばい~増加し、重症の症例では、北海道、北陸、東海、中国、沖縄県で横ばい~増加した。レベルとし
ては、中等症以上・重症の症例において、全ての地域で第6波のピークレベルを下回っているが、微増・
増加した地域を複数認めており、直近の週は過小評価されている場合があるため、引き続き動向を注
視する必要がある。
◆ 北海道:中等症以上・重症の症例は増加した。レベルとしては、中等症以上(約20例)、重症例(11
例)で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 東北:中等症以上の症例は増加し、重症の症例は減少した。レベルとしては、中等症以上(10 例強)、
重症例(2例)で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 関東:中等症以上・重症の症例は減少した。レベルとしては、中等症以上(100例弱)、重症例(17例)
で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 北陸:中等症以上・重症の症例は微増した。レベルとしては、中等症以上(10 例強)、重症例(4例)
で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 東海:中等症以上の症例は横ばいで、重症の症例は増加した。レベルとしては、中等症以上(30 例
弱)、重症例(5例)で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 近畿:中等症以上・重症の症例は減少~微減した。レベルとしては、中等症以上(40 例弱)、重症例
(12例)で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 中国:中等症以上の症例は増加し、重症の症例は横ばいであった。レベルとしては、中等症以上(2
0例弱)、重症例(6例)で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 四国:中等症以上・重症の症例は減少した。レベルとしては、中等症以上(10 例弱)、重症例(3例)
で、ともに第6波のピークを下回っている。
◆ 九州:中等症以上・重症の症例は減少した。レベルとしては、中等症以上(30例弱)、重症例(2例)
で、ともに第6波のピークを下回っている。

◆ 沖縄県:中等症以上・重症の症例は横ばいであった。レベルとしては、中等症以上(10例弱)、重症
例(0例)で、ともに第6波のピークを下回っている。

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