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新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第41週(10月10日-10月16日、10月17日現在) (4 ページ)

公開元URL https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/PDF/COVID-19_2022w41v2.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報 発生動向の状況把握 2022年第41週(10月10日-10月16日、10月17日現在)(10/24)《国立感染症研究所》
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1. 全国の状況
国内では、厚生労働省により公表されている、各自治体がプレスリリースしている個別の症例数(再陽
性例を含む)を積み上げた情報によると、2022 年 10 月 17 日 0 時現在、新型コロナウイルス感染症
の症例報告数は 21,517,123 例、死亡者数は 45,890 例と報告されている。第 41 週は新規症例報
告数 218,764、死亡者数 386 であり、前週と比較して新規症例報告数は 10,101 人増加、死亡者数
は 121 人減少した。

1.1. 全国の新規症例報告数
図1:全国の流行曲線: (A)公表日別(全期間) (2021 年 10 月 18 日~2022 年 10 月 16 日)
(A)

出典:HER-SYS、厚生労働省 (https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html)(10 月 17 日現在)

注)発症日から受診、検査、診断、報告(入力)までの時間により、直近の報告数は過小評価される傾向がある。診断日ベースは、
発症日ベースの流行曲線よりこの時間差を短縮出来るため、直近の状況を評価したい場合には、有用である(発症日ベースと
比べて、この過小評価の影響をより受けにくい。また、診断日は、発症日より、欠如割合が通常低い)。一方、発症日は、(有症状
の)新規発生の時期を示すため、罹患の発生動向の評価には有用であり、バッチ検査や入力等のバイアスを抑えられる(少し過
去の状況を評価したい場合には、有用である)。
注)2022 年 9 月 2 日から 9 月 25 日までは、発生届の報告対象を限定する緊急避難措置を実施している自治体があるた
めに HER-SYS 報告数が過小になっていることに留意する必要がある。

直近の週の新規陽性者数は、前週より、HER-SYS、自治体公表ベースともに、微増した。公表日ベース
のため、閲覧日によって新規陽性者数が変動しない自治体公表ベースの報告数においては、直近の週
は、前週と比較して新規症例報告数が 10,101 人増加した(前週は、68,860 人減少)。

1.2. 全国の検査数、新規陽性者数、陽性率

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