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○ 令和5年度薬価改定に向けた関係業界からの意見聴取について薬-4 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00051.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第189回 10/26)《厚生労働省》
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1. 医療⽤医薬品流通の現状 (1)
医薬品流通の現場は、通常業務等に加え、後発医薬品の需給調整に追われており、未だ逼迫した状況が続いている。
加えて、中間年の薬価改定や、ガソリン代・電気料⾦の急騰により収益構造が悪化しており、医薬品卸の経営環境
は⾮常に厳しくなっている。
出荷調製品に係る社会コストの試算

⼀部の後発医薬品の品質問題などに伴う⽋品対応



現場レベルでの需給調整
代替医薬品の調整・確保

ワクチン供給対応
新たに追加
された業務





全国規模でのワクチン配送・移送
臨時ワクチン接種会場への配送 (⾃治体集団接種・職域接種)
特別な温度調節・振動防⽌に配慮した配送

検査キットの配送

⺠間調査会社による調査
通常業務等に加え、
後発医薬品の需給調整に
医薬品卸全体で548億円相
当のコストが費やされてい
ると試算されている。
医療機関/保険薬局/製薬企
業においても相当のコスト
が費やされていると推測さ
れる。

薬価改定対応


従来からの
取組み

中間年の薬価改定実施に伴い、価格交渉の負担が増加

前提:医療⽤医薬品卸売企業の2020年度総⼈件費 2,885億円

通常の医薬品の流通
約13,000品⽬の医薬品を、全国 約240,000ヶ所の医療機関・保険薬局へ供給

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