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○ 令和5年度薬価改定に向けた関係業界からの意見聴取について薬-4 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00051.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第189回 10/26)《厚生労働省》
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2. 中間年の薬価改定 (2)
意⾒

【国⺠負担の軽減の観点からできる限り広く】
「薬価制度の抜本改⾰について ⾻⼦(*)」の中では、「対象品⽬の範囲については、平成33年度(2021年度)に向けて、
安定的な医薬品流通が確保されるよう.... 国⺠負担の軽減の観点から、できる限り広くすることが適当である」と
されている。
• 「できる限り広く」とは、すべての製品群を対象とするということなのでしょうか。
• 医薬品の安定供給等の観点から、例えば、医療上必要性が⾼いにもかかわらず、現に不⾜が⽣じている、今後不
⾜が⽣じる恐れがある、あるいは低薬価品など不採算となっている医薬品については、対象から除外することを
検討していただきたい。
【価格乖離の⼤きな品⽬】
「薬価制度の抜本改⾰に向けた基本⽅針(**)」の中では、「現在2年に1回⾏われている薬価調査に加え、その間の
年においても、⼤⼿事業者等を対象に調査を⾏い、価格乖離の⼤きな品⽬について薬価改定を⾏う」とされている。

• 「⼤きな」というのは、字義から考えれば、少なくとも「平均を上回る」ということではないでしょうか。
何を⽬安に「価格乖離の⼤きな品⽬」と判断するのか不明確であり、「価格乖離が⼤きな品⽬」の範囲について、
関係者の共通認識を形成していただきたい。
* 平成29年12⽉20⽇ 中医協了承
** 平成28年12⽉20⽇、内閣官房⻑官、経済財政政策担当⼤⾂、財務⼤⾂、厚⽣労働⼤⾂決定

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