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感染症週報 2022年第42週(10月17日-10月23日) (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2022.html |
出典情報 | 感染症週報 2022年第42週(10月17日-10月23日)(11/7)《国立感染症研究所》 |
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Infectious Diseases Weekly Report Japan
2022年 第42週
(10月17日〜 10月23日)
:通巻第24巻 第42号
るため、直近の週は、過小評価される傾向があることに注意を要する。
図 1. 感染症発生動向調査における梅毒報告数、診断年別 2000~2022 年(2022 年は第 1~42 週)
12,000
10,000
8,000
報告数
6,000
4,000
2,000
0
報告数
2000 年
2001 年
2002 年
2003 年
2004 年
2005 年
2006 年
2007 年
2008 年
2009 年
2010 年
2011 年
2012 年
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
2021 年
2022 年
759
585
575
509
533
543
637
719
827
691
621
827
875
1,228
1,661
2,690
4,575
5,826
7,007
6,642
5,867
7,978
10,141
※2020 年までは年報確定データ、2021 年以降は第 42 週週報集計時点(2022 年 10 月 26 日)
2022年第1〜42週に診断された症例の都道府県別報告数上位5位は、東京都2,880例、大阪
府1,366例、愛知県573例、北海道443例、福岡県409例であった。また、10万人当たり報告数の
上位5位は、東京都(21.3)、大阪府(15.5)、広島県(12.8)、熊本県(8.6)、香川県(8.3)であった。
同期間に診断された症例の5歳毎の年齢群別年齢分布については、男性は20〜54歳の幅広い
年齢群で多く報告されており(5,578例、83%)、最も多い年齢群は25〜29歳(883例、13%)で
あった。女性は20代に多く報告されており(2,001例、58%)、最も多い年齢群は20〜24歳
(1,252例、36%)であった(図2)。
図 2. 感染症発生動向調査における梅毒報告数、年齢群別 2018~2022 年(2022 年は第 1~42 週)
男性
女性
1,400
1,000
2018
800
2018
1,200
2019
2019
2020
700
2021
2022
500
2020
1,000
報告数
報告数
600
2021
2022
800
600
400
300
400
200
200
100
0
(年)
(年)
900
0
1-9 10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85- 90-
0
0
1-9 10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85- 90-
年齢群
年齢群
※2020 年までは年報確定データ、2021 年以降は第 42 週週報集計時点(2022 年 10 月 26 日)
2022年第1〜42週に診断された症例の病型別報告数は早期顕症梅毒が7,853例(報告数全体
の77%)と最も多く、男性は5,558例(男性報告数全体の83%)、女性は2,294例(女性報告数全
体の67%)であった。なお、早期顕症梅毒は最近感染したことを示しており、最も感染力の高い
病型とされている。感染経路別(重複例あり)では、男性は異性間性的接触4,360例(65%)、同
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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2022年 第42週
(10月17日〜 10月23日)
:通巻第24巻 第42号
るため、直近の週は、過小評価される傾向があることに注意を要する。
図 1. 感染症発生動向調査における梅毒報告数、診断年別 2000~2022 年(2022 年は第 1~42 週)
12,000
10,000
8,000
報告数
6,000
4,000
2,000
0
報告数
2000 年
2001 年
2002 年
2003 年
2004 年
2005 年
2006 年
2007 年
2008 年
2009 年
2010 年
2011 年
2012 年
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
2021 年
2022 年
759
585
575
509
533
543
637
719
827
691
621
827
875
1,228
1,661
2,690
4,575
5,826
7,007
6,642
5,867
7,978
10,141
※2020 年までは年報確定データ、2021 年以降は第 42 週週報集計時点(2022 年 10 月 26 日)
2022年第1〜42週に診断された症例の都道府県別報告数上位5位は、東京都2,880例、大阪
府1,366例、愛知県573例、北海道443例、福岡県409例であった。また、10万人当たり報告数の
上位5位は、東京都(21.3)、大阪府(15.5)、広島県(12.8)、熊本県(8.6)、香川県(8.3)であった。
同期間に診断された症例の5歳毎の年齢群別年齢分布については、男性は20〜54歳の幅広い
年齢群で多く報告されており(5,578例、83%)、最も多い年齢群は25〜29歳(883例、13%)で
あった。女性は20代に多く報告されており(2,001例、58%)、最も多い年齢群は20〜24歳
(1,252例、36%)であった(図2)。
図 2. 感染症発生動向調査における梅毒報告数、年齢群別 2018~2022 年(2022 年は第 1~42 週)
男性
女性
1,400
1,000
2018
800
2018
1,200
2019
2019
2020
700
2021
2022
500
2020
1,000
報告数
報告数
600
2021
2022
800
600
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300
400
200
200
100
0
(年)
(年)
900
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1-9 10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85- 90-
0
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1-9 10- 15- 20- 25- 30- 35- 40- 45- 50- 55- 60- 65- 70- 75- 80- 85- 90-
年齢群
年齢群
※2020 年までは年報確定データ、2021 年以降は第 42 週週報集計時点(2022 年 10 月 26 日)
2022年第1〜42週に診断された症例の病型別報告数は早期顕症梅毒が7,853例(報告数全体
の77%)と最も多く、男性は5,558例(男性報告数全体の83%)、女性は2,294例(女性報告数全
体の67%)であった。なお、早期顕症梅毒は最近感染したことを示しており、最も感染力の高い
病型とされている。感染経路別(重複例あり)では、男性は異性間性的接触4,360例(65%)、同
Ministry of Health, Labour and Welfare / National Institute of Infectious Diseases
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