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資料7権丈構成員提出資料 (3 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai8/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第8回 11/11)《内閣官房》
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医療ニーズと需要、そして提供体制改革の意味

出所:権丈(2022)『もっと気にな
る社会保障』326頁、権丈「医療政策
で「需要」と「ニーズ」を使い分ける
理由」東洋経済オンライン(2012年6
月1日)

「(全世代型社会保障構築会議メンバーが語る)社会保障改革
はどうなる?」〔香取照幸氏との対談〕『週刊東洋経済』2022
年7月9日号
権丈:政策的なサポートがさほどなされていないのに、すでに
地域医療の中での連携やプライマリケアを行っている医師たち
がいる。彼らは進化上の突然変異みたいなもので、我々から見
れば好事例でも、周りからは出る杭とか余計なことをすると評
されているかもしれない。自然界では自然環境が進化を促して
いくが、政策の世界では制度が彼らを適者とする役割を担う。
制度設計者たちの役割は重要である。
全世代型社会保障構築会議の中間整理に「時間軸」をもって
「患者の視点に立ち」改革を進めるべきとある。今の時代に求
められる医療を提供する人たちに、手挙げ方式で徐々に切り替
えていく。この会議で総理も「かかりつけ医機能が発揮される
制度整備」を行うと言われていた。進むだろう。
香取:・・・かかりつけ医制度を来年から全国でやれと言っても
無理だ。基幹病院を中心に医療圏の中で診療所との連携ができ
ている地域から手挙げ方式で始めるのが現実的だろう。

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