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06【参考資料1-1】 組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンについて(第50回予防接種基本方針部会資料1) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29181.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(第41回 11/18)《厚生労働省》
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キャッチアップ接種における取り扱いについて
◯ キャッチアップ接種の対象者の中には、過去にワクチンを1回又は2回接種した後、長期にわたり接種を
中断していた方が一部存在すると想定されることから、これらの者が改めて9価ワクチンでの接種を希望し
た場合の取扱いについて検討が必要。

<HPVワクチンの長期間隔接種に関するエビデンス>
◯ 現状入手可能なエビデンスによれば、数年以上の接種間隔が空いた後に9価HPVワクチンを接種した場合
においても、一定程度の免疫原性と安全性が示されている。
<HPVワクチンの接種間隔が長期にわたる場合の諸外国の取扱い>
◯ 諸外国においては、接種間隔が長期にわたる場合について、接種間隔に上限を設けず、また、接種を初回
からやり直すことなく残りの回数の接種を行うこととしている。
<2回目と3回目の接種間隔について>
◯ 定期接種実施要領においては、標準的な接種方法によらない場合、9価HPVワクチン(シルガードⓇ9)
については3月以上の間隔をおくこととしている。
◯ 諸外国において、接種間隔が長期にわたる場合の接種間隔について示しているものは認められないが、通
常、2回目と3回目の接種間隔については最低3月の間隔を置くこととしている。

○ 交互接種の考え方と同様、同じ種類のHPVワクチンで接種を完了することを原則とするが、
2価または4価HPVワクチンを未完了の者が、医師とよく相談の上で、キャッチアップ接種に
おいて、9価HPVワクチンを接種することも可能としてはどうか。
○ 現行のキャッチアップ接種と同様、過去に1回接種した者の9価ワクチンの2回目と3回目
の接種間隔については、3月以上の間隔を空けて接種することとしてはどうか。
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