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【参考資料】造血幹細胞移植の概要について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29335.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会造血幹細胞移植委員会(第59回 12/1)《厚生労働省》
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造血幹細胞移植の比較
骨 髄

提供体制

あっせん期間

臨床的特徴

診療点数
コーディネート
費用



(公財)日本骨髄バンク

あっせん・
提供組織

採取

末梢血幹細胞





公的さい帯血バンク(全国6バンク)

登録時ドナー、公開臍帯血のデータは日本赤十字社が一元的に管理

〇全身麻酔下で腸骨に針を刺し採取

〇造血幹細胞を末梢血中に動員す
る薬剤(G-CSF製剤)を4日間
程度投与し、成分献血と同様の
方法で採取

〇出産後、臍帯より採取

〇日本骨髄バンクがドナーをあっせん
・ 95%程度の割合で適合ドナーが見つかる(うち移植の割合は約60%)
・ HLA-A, B, C, DRB1の8アレル中7アレル以上一致していれば移植可能

〇公的さい帯血バンクで調製・保存された臍帯血を
提供
・HLA-A, B, DRの6抗原中4抗原以上一致してい
れば移植可能
・理論上、ほぼ全例で提供可能

〇130日程度(患者登録→移植)
〇120日程度(患者登録→移植)
※採取に至ったドナーのコーディネート期間の中央値

〇2週間程度で提供可能(緊急時には3日程度まで
短縮可)

〇最も歴史があり確立した治療法
〇良性疾患での治療経験も豊富
(再生不良性貧血や代謝性疾患等)

〇緊急での移植が可能
〇生着まで遅い、生着不全がやや多い
〇重症GVHDが少ない
〇疾患によっては不適

〇採取:21,640点

〇生着まで早い
〇GVHDがやや多い
〇疾患によっては不適

〇移植:(非血縁)76,450点

〇患者負担金(14万7000円※)を日本骨髄バンクに支払う
※平均的なモデルケース(ドナー候補者4人の確認検査を実施した場合)

〇移植:66,450点



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