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別添1 プレスリリース (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23815.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス治療薬の特例承認について(2/10)《厚生労働省》 |
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2022年2月作成(第1版)
注意-特例承認医薬品
日本標準商品分類番号
87625
抗ウイルス剤
貯
法:室温保存
有効期間:1年
ニルマトレルビル錠/リトナビル錠
劇薬、処方箋医薬品注)
承認番号
販売開始
30400AMX00026
2022年2月
本剤は、本邦で特例承認されたものであり、承認時において有効性、安全性、品質に係る情報は限られており、引き続き情報を収集中である。
そのため、本剤の使用に当たっては、あらかじめ患者又は代諾者に、その旨並びに有効性及び安全性に関する情報を十分に説明し、文書によ
る同意を得てから投与すること。
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
れる患者に投与すること。また、本剤の投与対象については最新の
ガイドラインも参考にすること。[17.1.1参照]
5.2 重症度の高いSARS-CoV-2による感染症患者に対する有効性は
確立していない。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 次の薬剤を投与中の患者:アンピロキシカム、ピロキシカム、エ
レトリプタン臭化水素酸塩、アゼルニジピン、オルメサルタン メ
ドキソミル・アゼルニジピン、アミオダロン塩酸塩、ベプリジル塩
酸塩水和物、フレカイニド酢酸塩、プロパフェノン塩酸塩、キニジ
ン硫酸塩水和物、リバーロキサバン、リファブチン、ブロナンセリ
6. 用法及び用量
通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、ニルマト
レルビルとして1回300mg及びリトナビルとして1回100mgを同時に
1日2回、5日間経口投与する。
ン、ルラシドン塩酸塩、ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カ
フェイン・イソプロピルアンチピリン、エルゴメトリンマレイン酸
塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、メチルエルゴメトリンマレ
イン酸塩、シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ)
、タダラフィル
(アドシルカ)
、バルデナフィル塩酸塩水和物、ロミタピドメシル酸
塩、ベネトクラクス〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リ
ンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〉
、ジアゼパム、クロラゼ
プ酸二カリウム、エスタゾラム、フルラゼパム塩酸塩、トリアゾラム、
ミダゾラム、リオシグアト、ボリコナゾール、アパルタミド、カル
バマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、ホスフェニトイ
ンナトリウム水和物、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(St.
John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品[10.1参照]
2.3 腎機能又は肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の
患者[9.2.1、9.3.1、10.2参照]
7. 用法及び用量に関連する注意
7.1 SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから速やかに投与
を開始すること。臨床試験において、症状発現から6日目以降に投
与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていな
い。[17.1.1参照]
7.2 中等度の腎機能障害患者(eGFR[推算糸球体ろ過量]30mL/
min以上60mL/min未満)には、ニルマトレルビルとして1回150mg
及びリトナビルとして1回100mgを同時に1日2回、5日間経口投与す
ること。重度の腎機能障害患者(eGFR 30mL/min未満)への投与
は推奨しない。[9.2.2、9.2.3、16.6.1参照]
8. 重要な基本的注意
本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服薬中のすべ
ての薬剤を確認すること。また、本剤で治療中に新たに他の薬剤
を服用する場合、事前に相談するよう患者に指導すること。[10.、
16.7.1参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
有効成分
添
加
剤
1錠中
ニルマトレルビル
1錠中
リトナビル 100mg
150mg
結晶セルロース、乳糖水和物、ク
ロスカルメロースナトリウム、軽
質無水ケイ酸、フマル酸ステアリ
ルナトリウム、ヒプロメロース、
酸 化 チ タ ン、 マ ク ロ ゴ ー ル400、
三二酸化鉄
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 HIV感染患者
(1)本剤はリトナビルを含むため、未治療又はコントロール不良の
HIV感染患者に投与した場合、HIVプロテアーゼ阻害剤に対する耐
性が生じる可能性がある。
(2)リトナビル又はコビシスタットを含む抗HIV療法と本剤を併用す
る場合、リトナビルの用量調節は不要である。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 腎機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者
投与しないこと。コルヒチンの血中濃度が上昇するおそれがある。
[2.3、10.2参照]
9.2.2 中等度の腎機能障害のある患者
(コルヒチンを投与中の患者を除く)
ニルマトレルビルを減量して投与すること。ニルマトレルビルの血
中濃度が上昇するおそれがある。[7.2、14.1.1、14.2.1、16.6.1参照]
9.2.3 重度の腎機能障害のある患者(コルヒチンを投与中の患者を除く)
投与は推奨しない。ニルマトレルビルの血中濃度が上昇するが、臨
床推奨用量は検討されていない。[7.2、16.6.1参照]
コポリビドン、モノラウリン酸ソ
ルビタン、軽質無水ケイ酸、フマ
ル酸ステアリルナトリウム、無水
リン酸水素カルシウム、ヒプロメ
ロース、酸化チタン、マクロゴー
ル400、ヒドロキシプロピルセル
ロ ー ス、 タ ル ク、 マ ク ロ ゴ ー ル
4000、ポリソルベート80
3.2 製剤の性状
有効成分
外形
上面
下面
側面
ニルマトレルビル
長径17.5mm、短径8.5mm、厚さ5.7mm
リトナビル
長径約17mm、短径約9mm、厚さ約6mm
識別
コード
色調等
PFE
3CL
淡赤色のフィルム
コート錠
白色~微黄白色の
フィルムコート錠
4. 効能又は効果
SARS-CoV-2による感染症
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者
投与しないこと。コルヒチンの血中濃度が上昇するおそれがある。
[2.3、10.2参照]
5. 効能又は効果に関連する注意
5.1 臨床試験における主な投与経験を踏まえ、SARS-CoV-2による
感染症の重症化リスク因子を有する等、本剤の投与が必要と考えら
1
注意-特例承認医薬品
日本標準商品分類番号
87625
抗ウイルス剤
貯
法:室温保存
有効期間:1年
ニルマトレルビル錠/リトナビル錠
劇薬、処方箋医薬品注)
承認番号
販売開始
30400AMX00026
2022年2月
本剤は、本邦で特例承認されたものであり、承認時において有効性、安全性、品質に係る情報は限られており、引き続き情報を収集中である。
そのため、本剤の使用に当たっては、あらかじめ患者又は代諾者に、その旨並びに有効性及び安全性に関する情報を十分に説明し、文書によ
る同意を得てから投与すること。
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
れる患者に投与すること。また、本剤の投与対象については最新の
ガイドラインも参考にすること。[17.1.1参照]
5.2 重症度の高いSARS-CoV-2による感染症患者に対する有効性は
確立していない。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 次の薬剤を投与中の患者:アンピロキシカム、ピロキシカム、エ
レトリプタン臭化水素酸塩、アゼルニジピン、オルメサルタン メ
ドキソミル・アゼルニジピン、アミオダロン塩酸塩、ベプリジル塩
酸塩水和物、フレカイニド酢酸塩、プロパフェノン塩酸塩、キニジ
ン硫酸塩水和物、リバーロキサバン、リファブチン、ブロナンセリ
6. 用法及び用量
通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、ニルマト
レルビルとして1回300mg及びリトナビルとして1回100mgを同時に
1日2回、5日間経口投与する。
ン、ルラシドン塩酸塩、ピモジド、エルゴタミン酒石酸塩・無水カ
フェイン・イソプロピルアンチピリン、エルゴメトリンマレイン酸
塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、メチルエルゴメトリンマレ
イン酸塩、シルデナフィルクエン酸塩(レバチオ)
、タダラフィル
(アドシルカ)
、バルデナフィル塩酸塩水和物、ロミタピドメシル酸
塩、ベネトクラクス〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リ
ンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期〉
、ジアゼパム、クロラゼ
プ酸二カリウム、エスタゾラム、フルラゼパム塩酸塩、トリアゾラム、
ミダゾラム、リオシグアト、ボリコナゾール、アパルタミド、カル
バマゼピン、フェノバルビタール、フェニトイン、ホスフェニトイ
ンナトリウム水和物、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(St.
John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品[10.1参照]
2.3 腎機能又は肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の
患者[9.2.1、9.3.1、10.2参照]
7. 用法及び用量に関連する注意
7.1 SARS-CoV-2による感染症の症状が発現してから速やかに投与
を開始すること。臨床試験において、症状発現から6日目以降に投
与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていな
い。[17.1.1参照]
7.2 中等度の腎機能障害患者(eGFR[推算糸球体ろ過量]30mL/
min以上60mL/min未満)には、ニルマトレルビルとして1回150mg
及びリトナビルとして1回100mgを同時に1日2回、5日間経口投与す
ること。重度の腎機能障害患者(eGFR 30mL/min未満)への投与
は推奨しない。[9.2.2、9.2.3、16.6.1参照]
8. 重要な基本的注意
本剤は併用薬剤と相互作用を起こすことがあるため、服薬中のすべ
ての薬剤を確認すること。また、本剤で治療中に新たに他の薬剤
を服用する場合、事前に相談するよう患者に指導すること。[10.、
16.7.1参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
有効成分
添
加
剤
1錠中
ニルマトレルビル
1錠中
リトナビル 100mg
150mg
結晶セルロース、乳糖水和物、ク
ロスカルメロースナトリウム、軽
質無水ケイ酸、フマル酸ステアリ
ルナトリウム、ヒプロメロース、
酸 化 チ タ ン、 マ ク ロ ゴ ー ル400、
三二酸化鉄
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 HIV感染患者
(1)本剤はリトナビルを含むため、未治療又はコントロール不良の
HIV感染患者に投与した場合、HIVプロテアーゼ阻害剤に対する耐
性が生じる可能性がある。
(2)リトナビル又はコビシスタットを含む抗HIV療法と本剤を併用す
る場合、リトナビルの用量調節は不要である。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 腎機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者
投与しないこと。コルヒチンの血中濃度が上昇するおそれがある。
[2.3、10.2参照]
9.2.2 中等度の腎機能障害のある患者
(コルヒチンを投与中の患者を除く)
ニルマトレルビルを減量して投与すること。ニルマトレルビルの血
中濃度が上昇するおそれがある。[7.2、14.1.1、14.2.1、16.6.1参照]
9.2.3 重度の腎機能障害のある患者(コルヒチンを投与中の患者を除く)
投与は推奨しない。ニルマトレルビルの血中濃度が上昇するが、臨
床推奨用量は検討されていない。[7.2、16.6.1参照]
コポリビドン、モノラウリン酸ソ
ルビタン、軽質無水ケイ酸、フマ
ル酸ステアリルナトリウム、無水
リン酸水素カルシウム、ヒプロメ
ロース、酸化チタン、マクロゴー
ル400、ヒドロキシプロピルセル
ロ ー ス、 タ ル ク、 マ ク ロ ゴ ー ル
4000、ポリソルベート80
3.2 製剤の性状
有効成分
外形
上面
下面
側面
ニルマトレルビル
長径17.5mm、短径8.5mm、厚さ5.7mm
リトナビル
長径約17mm、短径約9mm、厚さ約6mm
識別
コード
色調等
PFE
3CL
淡赤色のフィルム
コート錠
白色~微黄白色の
フィルムコート錠
4. 効能又は効果
SARS-CoV-2による感染症
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 肝機能障害のある患者で、コルヒチンを投与中の患者
投与しないこと。コルヒチンの血中濃度が上昇するおそれがある。
[2.3、10.2参照]
5. 効能又は効果に関連する注意
5.1 臨床試験における主な投与経験を踏まえ、SARS-CoV-2による
感染症の重症化リスク因子を有する等、本剤の投与が必要と考えら
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