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資料1-2 聖路加国際病院 意見交換会報告資料 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23701.html
出典情報 勤務医に対する情報発信に関する作業部会(第4回 2/16)《厚生労働省》
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グループディスカッション後の意見
ディスカッション② 勤務間インターバルを確保するための方策の検討
Aグループ
• 担当患者の急変や、前日のフォローで、病院に残りたい場面もある。そういう場合は代償休息を取ることで対応する。
• 申し送りの質を高めるため、予め申し送りのための時間を設けておく。
• 人員の確保が根本的には必要だが、人員が増えると病院側も1人当たりに出せる給料が減り、働きたいのに給料が減ると困る。
• 麻酔科ではシフト制が機能しているが、意識が変わって休みを主張する人が増えた。そのせいでシフトを回せなくなってきているという現状もある。

Bグループ
• 朝カンファレンスの準備のために早朝に出勤したり、夕方の緊急入院の対応やカルテ等に時間を取られて退勤が遅くなることが、現状である。
• 日中に治療方針が決まっていれば、他の業務もスムーズに進むようになる。
• 小児科では、深夜の勤務をする場合は午前は休みにして、午後から出勤する等の対応を取っている。
• 救急部では、カルテ等の書き物は朝にやることになっており、夜それが原因で残ることは無いようにしている。
• 勤怠管理については、「時間を減らせ」と言う立場の人が、自分でシフトを組むのが一番良い。管理側する側が、労働時間が長くなった結果だけ
見て意見を言うのでは無く、シフトを作る段階でもっと介入すべき。

Cグループ
• 産婦人科では、一晩の当直人数を増やして、前後半でファーストコールとセカンドコールに分けるという対応を取っている。

• 日直と当直の切り替えをスムーズにするようにしている。
• 人数を確保しつつオンコール体制に切り替えていくことが重要。
• インターバルの導入によって、どこかの業務にしわ寄せが来るのではないかと心配。

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