04. 各施設に合った電子署名の方法をお選びください

導入作業や費用等を踏まえ、各施設に合った電子署名の方法をお選びください
○ 医療機関・薬局の皆さまには、電子署名の方式として①HPKIカードを物理的に用いる方法、②HPKIカードを物理
的に用いない方法のいずれかを選択できるようになりました。（令和5年1月時点）
○ ①の場合、HPKIカードをICカードリーダーにかざして電子署名を行います。パソコン設定に加え、ICカードリーダーの
購入等が必要です。
○ ②の場合、物理的なカードを用いず、システム上の操作を行って電子署名を行います。パソコン設定に加えて、システ
ム構成によっては、施設内のネットワーク構成変更を伴う可能性があります。

○ 導入費用やHPKIカードが手元に届く時期も踏まえてご検討ください。
① HPKIカードを物理的に用いる方法
医師等は、HPKIカードをICカードリーダーにかざして電子署名を行う
電子署名

医師・薬剤師

② HPKIカードを物理的に用いない方法※1
医師等は、システム上での操作を行い、電子署名を行う
定期的（1日1回程度）に本人認証が必要。
医師・薬剤師

電子署名
電子署名の要求

第三者のサービス

電子処方箋
[医療機関・
薬局システム端末]

✓ 署名を行うためのパソコンの設定
準備内容

✓ HPKIカードの発行申請・取得
✓ ICカードリーダーの購入（端末分が望ましい）

医療機関・薬局の端末分のICカードリーダーを購入し、ネット
ワーク構成も変更せずに電子署名ができるようになる。
→小規模施設（主に診療所・薬局等）にメリット

電子証明書

[医療機関・
薬局システム端末]

✓ 署名を行うためのパソコンの設定
準備内容

✓ HPKIカードの発行申請※2
✓ ネットワーク設定の変更（システム構成による）

ネットワークの設定変更等を伴うものの、ICカードリーダーの購入
費を抑えながら電子署名ができるようになる※3。
→大規模施設（主に病院）にメリット

※1 令和5年1月時点では、一般財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS)が管理する鍵管理サービスの署名鍵を利用して電子署名を行う。
※2 HPKIの仕組みを使うため、HPKIカードの発行申請自体は必要。
※3 本人認証方法として、スマートフォン等の生態認証を活用した方法とHPKIカードをICカードリーダーにかざす方法があり、後者を選択した場合はICカードリーダーの購入が必要になる可能性がある。

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