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令和2年度(2020年度)医療費の地域差分析 (37 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/database/iryomap/index.html |
出典情報 | 令和2年度(2020年度)医療費の地域差分析(12/27)《厚生労働省》 |
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Ⅳ
後期高齢者医療制度の地域差
(1)結果の概要
<都道府県別の地域差について>
•
1人当たり年齢調整後医療費を都道府県別に見ると、北海道と西日本が高く、東日本が
低い傾向にある(図表4-2, 4-3, 4-6)。この傾向は、特に入院において見られる。
•
後期高齢者医療制度では、市町村国民健康保険に比べ、加入者の都道府県間の年齢構成
の差異が小さいため、1人当たり年齢調整後医療費と1人当たり実績医療費の差異も小
さい(図表4-4)。
•
過去7年間の推移を見ると、1人当たり年齢調整後医療費の上位5都道府県、下位5都
道府県は概ね変わらない(図表4-7)。最大最小比も概ね横ばいである(図表4-8)。
•
診療種別の地域差指数を見ると、入院、歯科の地域差が大きく、入院外の地域差は比較
的小さい(図表4-6, 4-8)。
<都道府県別の地域差の各種寄与について>
•
地域差への寄与を診療種別に見ると、入院の寄与度が大きく、歯科の寄与度は小さい
(図表4-9)。
•
地域差への寄与を年齢階級別に見ると、75歳以上89歳以下の寄与度が比較的大きい(図
表4-10)。この傾向は、入院、入院外、歯科のいずれの診療種別においても見られる
(図表4-13, 4-16, 4-19)。
•
地域差への寄与を疾病分類別に見ると、診療種別計・入院・入院外のいずれにおいても
「IX 循環器系の疾患」の寄与度が大きい(図表4-11, 4-14, 4-17)。
•
地域差への寄与を新三要素別に見ると、地域差指数の高い都道府県では、推計新規入院
発生率及び推計平均在院日数の寄与度がプラス、入院1日当たり医療費の寄与度がマイ
ナスとなる傾向にある。ただし、大分県では推計新規入院発生率の寄与が大きく、山口
県では推計平均在院日数の寄与が大きいなど、それぞれの寄与度の大小については都道
府県によって違いがある(図表4-12, 4-15) 。
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後期高齢者医療制度の地域差
(1)結果の概要
<都道府県別の地域差について>
•
1人当たり年齢調整後医療費を都道府県別に見ると、北海道と西日本が高く、東日本が
低い傾向にある(図表4-2, 4-3, 4-6)。この傾向は、特に入院において見られる。
•
後期高齢者医療制度では、市町村国民健康保険に比べ、加入者の都道府県間の年齢構成
の差異が小さいため、1人当たり年齢調整後医療費と1人当たり実績医療費の差異も小
さい(図表4-4)。
•
過去7年間の推移を見ると、1人当たり年齢調整後医療費の上位5都道府県、下位5都
道府県は概ね変わらない(図表4-7)。最大最小比も概ね横ばいである(図表4-8)。
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診療種別の地域差指数を見ると、入院、歯科の地域差が大きく、入院外の地域差は比較
的小さい(図表4-6, 4-8)。
<都道府県別の地域差の各種寄与について>
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地域差への寄与を診療種別に見ると、入院の寄与度が大きく、歯科の寄与度は小さい
(図表4-9)。
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地域差への寄与を年齢階級別に見ると、75歳以上89歳以下の寄与度が比較的大きい(図
表4-10)。この傾向は、入院、入院外、歯科のいずれの診療種別においても見られる
(図表4-13, 4-16, 4-19)。
•
地域差への寄与を疾病分類別に見ると、診療種別計・入院・入院外のいずれにおいても
「IX 循環器系の疾患」の寄与度が大きい(図表4-11, 4-14, 4-17)。
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地域差への寄与を新三要素別に見ると、地域差指数の高い都道府県では、推計新規入院
発生率及び推計平均在院日数の寄与度がプラス、入院1日当たり医療費の寄与度がマイ
ナスとなる傾向にある。ただし、大分県では推計新規入院発生率の寄与が大きく、山口
県では推計平均在院日数の寄与が大きいなど、それぞれの寄与度の大小については都道
府県によって違いがある(図表4-12, 4-15) 。
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