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令和2年度(2020年度)医療費の地域差分析 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/database/iryomap/index.html
出典情報 令和2年度(2020年度)医療費の地域差分析(12/27)《厚生労働省》
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国民医療費ベースの地域差


国民医療費ベースの地域差は、「国民医療費」(厚生労働省保険局)に基づき、我が国
における医療費全体を対象に分析を行っているものである。「国民医療費」では全国計
の制度区分別、財源別、年齢階級別等の区分が公表されているが、本分析は都道府県別
の地域差の分析であることから、「国民医療費」において都道府県別で公表されている
診療種別について「1人当たり年齢調整後医療費」を算出し、分析を行っている。

(1)結果の概要
<都道府県別の地域差について>


1人当たり年齢調整後医療費を都道府県別に見ると、北海道と西日本が高く、東日本が
低い傾向にある(図表2-2, 2-3, 2-6)。この傾向は、特に入院において見られる。



1人当たり年齢調整後医療費の地域差は、1人当たり実績医療費の地域差に比べ小さい
(図表2-3)。



過去7年間の推移を見ると、1人当たり年齢調整後医療費の上位5都道府県、下位5都
道府県は概ね変わらない(図表2-7)。最大最小比も概ね横ばいである(図表2-8)。



診療種別の地域差指数を見ると、入院、歯科の地域差が大きく、入院外の地域差は比較
的小さい(図表2-6, 2-8)。

<都道府県別の地域差の各種寄与について>


地域差への寄与を診療種別に見ると、入院の寄与度が大きく、歯科の寄与度は小さい
(図表2-9)。

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