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令和2年度(2020年度)医療費の地域差分析 (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/database/iryomap/index.html
出典情報 令和2年度(2020年度)医療費の地域差分析(12/27)《厚生労働省》
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参考1

二次医療圏別・市区町村別の地域差



市町村国民健康保険及び後期高齢者医療制度について、二次医療圏別及び市区町村別に地域
差指数を算出した。



二次医療圏別及び市区町村別の地域差指数の算出に用いた計算式は、都道府県別の地域差指
数の算出に用いた計算式とは異なり、以下の計算式(間接法という)を用いている※ 1。
𝑝𝑖
𝑝
𝑎𝑗

:当該地域の年齢階級 i の加入者数
:当該地域の加入者数
:当該地域の診療種別 j の医療費

𝑎
𝐴𝑖𝑗

:当該地域の医療費
:全国の年齢階級 i 、診療種別 j の1人当たり医療費

とすると、
当該地域の地域差指数は次式で計算される。
(地域差指数)
(当該地域の1人当たり医療費)
(年齢階級別1人当たり医療費が全国平した場合の1人当たり医療費)
𝑎/𝑝

(Σ𝑖,𝑗 𝑝𝑖 ·𝐴𝑖𝑗 )/𝑝


また、地域差指数の全国平均からのかい離(地域差指数-1)に対する
診療種別 j の寄与度は以下のとおり※ 2。
(診療種別 j の寄与度)


𝑎𝑗 /𝑝−Σ𝑖 𝑝𝑖 ·𝐴𝑖𝑗 /𝑝
(Σ𝑖,𝑗 𝑝𝑖 ·𝐴𝑖𝑗 )/𝑝

※1 二次医療圏や市区町村には小規模地域が含まれており、小規模地域における年齢階級別1人当た
り医療費は大きく変動する可能性がある。都道府県別の地域差分析に用いた「直接法」による年齢
調整を小規模地域に適用した場合、こうした変動が地域差指数の算出結果に大きく影響する可能性
がある。このため、二次医療圏別及び市区町村別の地域差分析においては、地域における年齢階級
別1人当たり医療費を直接算出せずに計算することのできる「間接法」による年齢調整を採用して
いる。
※2 本資料には掲載していないが、診療種別計、入院及び入院外の地域差指数に対しては、さらに疾
病分類別の寄与度を同様の考え方で算出し、以下のURLに基礎データとして掲載している。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/database/iryomap/index.html

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