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資料3-3 西浦先生提出資料 (169 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第114回 1/17)《厚生労働省》
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2023年1月10日提示結果との相違
1.

前回まではweekly data に連続時間モデルの想定を伴うモデルを適合
した
• 世代時間の関数を平均3.3/7週、SD 2.4/y週にして2週分のゲノム解析の遅れのみ
考慮した
• 今回、Daily dataをspline関数で補間・平滑化して得ているが、weekly dataの公表
日を基準に7で割って計算しているため、週内変動(あれば)を正確に捉えられてい
ない

2.

Spline関数を捉えて日別の変動を補間した結果、より精密に感染動態
を捕捉したと思われる(連続時間に対応した)relative reproductive ratio
が推定された。それは1月10日提示の推定値よりも小さいものであった。

3.

今週、先週、いずれの結果も直近数週間の変動が大きい一方で、ゲノム
解析に要する遅れを適切に考慮されていないため、未だバイアスは混入
し得る

4.

上記を考慮すると、今回提示したXBB.1.5系統の相対的再生産数が
BA.5の1.47倍というほうを当面採用したほうが妥当と考えられる

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