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資料3-3 西浦先生提出資料 (216 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00333.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第72回 2/16)《厚生労働省》
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3回目のワクチン接種のみでのオミクロン株に対する免疫保持者割合の推定
方法:
英国の報告*から、3回目の新型コロナワクチンの効果とその減弱速度を下式によって推定(前回資料
までのデルタ株に対するワクチン効果失活の推定と同様の方法)。ここで、l(𝑡)をVRSから推定した
「新規に」ワクチン3回目を時刻𝑡に接種した数、𝑗 𝑡, 𝑎 を3回目接種から𝑎日経過した時刻𝑡における免
疫保持者の数、d 𝑎 を3回目接種してから𝑎日経過した時のワクチン効果の減弱ハザード、 𝐽(𝑡)を時
刻𝑡における免疫保持者数とする。
Third
vaccination

Boosted and
𝑗 𝑡, 𝑎
immune

l(𝑡)
McKendrick von Foerster
Partial differential equation

Loss of
immunity

d 𝑎

𝜕
𝜕
+
𝑗 𝑡, 𝑎 = −𝛿 𝑎 𝑗(𝑡, 𝑎)
൞ 𝜕𝑡 𝜕𝑎
𝑗 𝑡, 0 = l(𝑡)

Integration over characteristic line gives

𝑎

𝑗 𝑡, 𝑎 = l 𝑡 − 𝑎 exp − න 𝛿 𝑠 𝑑𝑠
0

And the total number of immune at calendar time 𝑡, 𝐽 𝑡 is


𝑦

𝐽(𝑡) = න l 𝑡 − 𝑦 exp − න 𝛿 𝑠 𝑑𝑠 𝑑𝑦
0

0

ここでは、
𝛿 𝑠 𝑑𝑠 =(定数)(=3回目のワクチン効果が指数関数 𝑎𝑒 −𝛾𝜏 に従い減弱)を想定して英国のデータ*に適合。

216

* UKHSA report (https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1052353/Vaccine_surveillance_report_-_week_5.pdf)

(𝛿 𝑠 𝑑𝑠=(定数関数的に加速)(=3回目のワクチン効果がGompertz関数𝑎𝑒 −𝛾(𝑒

𝑏𝜏 −1)

に従い減弱)も検討中)

216