オミクロン株感染まん延期における重症化リスクの高い高齢者等の治療支援の強化について
○ 大規模な感染が発生しており、陽性率も高水準の中、療養決定されていない陽性者が多数発生。
○ 新規陽性者へのフォロー体制のさらなる重点化を図り、ハイリスク者・高齢者の対応を強化。
◆現状１ ： １日あたりの新規陽性者数が約１万人を超えるなど、過去に類をみない感染規模。
◆現状２ ： 陽性者の増加により、入院患者の増加し、病床がひっ迫している。重症者の年代別では60代以上が約8割を占めている。
◆現状３ ： 高齢者施設等のクラスター発生が急増している。

リスクの高い陽性者への重点化・対応強化（２月14日付）
ファーストタッチを行う対象者の重点化
（2/9国事務連絡に準じる）

リスクの高い高齢者への対応強化

○ファーストタッチ・健康観察を行う
対象者を65歳以上に重点化

○各保健所の高齢者施設
対応を強化

①65歳以上の者
※
②65歳未満の者のうち、重症化リスク因子 を複数持つ者
③妊娠している方
・重症化リスクのない６５歳未満は、自宅療養とし、必要な情報をSMS
を活用して周知。宿泊療養希望の場合は自宅待機SOSに連絡。
・①～③の方は発生届の記載内容から保健所が療養方針を決定。
・①～③に該当するが保健所から連絡がなく、保健所に連絡しても、繋が
らなければ自宅待機ＳＯＳ（電話:0570-055221）に連絡。

【高齢者施設等】
◎保健所内の対応チームは、高齢者施設等の医療体制・
往診の支援。
◎施設に対する物資的支援を強化。
【その他の高齢者等】
◎地域の関係団体、医療機関と連携した在宅での療養・
治療支援
○能動的な健康観察実施。
○児童関連施設は必要に応じて保健所に相談（継続）35

※ワクチン未接種 (ワクチン接種が１回のみ者も含む )、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、脂質異常
症、高血圧症、慢性腎臓病、悪腫瘍瘍、肥満 (BMI 30 以上 )、 喫煙、 固形臓器移植後の免疫不全