大阪府における高齢者施設への支援等について
◆ 感染まん延期に施設で陽性者が発生した場合は早期の重症化予防治療、軽症の場合は可能な限り施設内での療養を基本。
◆ 感染の早期収束や、施設内療養への支援のため、地域の医療機関との連携による感染対策の指導や往診等の治療体制整備、
保健所業務の重点化やワクチン接種の迅速化などを集中的に実施。

１．保健所業務の高齢者施設対応への重点化
 ファーストタッチを行う対象の重点化（65歳以上）とあわせ、各保健所の高齢者施設対応を強化し、施設の医療体制・往診を支援。

２．施設運営者（管理者）に対する感染対策や治療実施に関する要請
 感染対策の徹底（面会の原則自粛やオンラインによる実施）
 施設で陽性者や疑似症患者が発生した場合の、速やかな治療実施（配置医師や連携医療機関、地域の往診医療機関等との連携）

３．医療機関に対する高齢者施設支援・治療実施の要請
 地域の中核的な医療機関（感染防止対策加算１病院）等による感染制御の支援
 往診医療機関等による速やかな治療（抗体治療や経口薬の投与等）の実施（地域単位での支援体制の確保）（協力金の支給）

４．施設内療養に対する支援の充実
 保健所・医療機関等による上記支援とともに、府・市町村等によるクラスター対策支援や物資・業務継続等への支援
 施設内療養を行う施設への補助制度の拡充、抗原検査キットや治療薬の優先配分等（国への要望）

５．ワクチン接種の迅速化
 ワクチン追加接種未実施の高齢者施設に対する早期のワクチン接種の推進
（市町村への2月末までの接種完了要請、施設管理者、医療機関への協力要請）

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