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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022989.html |
出典情報 | 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第113回 2/9)《東京都》 |
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モニタリング項目
グラフ
①−3
①−4
2 月 9 日 第 113 回モニタリング会議のコメント
(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、先週(1 月 24 日から 1 月 30 日まで(以下「先週」という。)
の 4,164 人から、今週は 3,048 人に減少し、その割合は 12.9%から 14.0%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 535 人/日から、2 月 8 日時点で約 370 人/日に減少し
た。
【コメント】
新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、減少したものの、その割合は上昇傾向にある。高齢者は、感
染により既存の疾患が悪化する場合や、誤嚥性肺炎を招く可能性があることから、家庭内及び施設等での徹底
した感染防止対策が重要である。また、施設管理者は、面会の実施に当たり、入所者及び面会者の体調やワクチ
① 新規陽性者数
①−5
ン接種歴、検査陰性等を考慮する必要がある。
オミクロン株が主流となった第 6 波以降、感染者数の増加に伴い、福祉施設、学校・教育施設及び医療機関
等での集団発生事例が多数報告されている。
第 7 波以降、新規陽性者数の 7 日間平均が最も少なかった 10 月 11 日を起点とし、1 月 29 日までに都に報
告があった新規の集団発生事例は、福祉施設(高齢者施設・保育所等)1,874 件、学校・教育施設(幼稚園・学
校等)71 件、医療機関 246 件であった。
【コメント】
今週も複数の医療機関や高齢者施設等で、施設内感染の発生が報告されており、従事者や入院患者及び入所
者は、基本的な感染防止対策を徹底する必要がある。都では、施設を対象とした専用相談窓口を設置し、感染発
生の有無を問わず、感染対策の相談や現地指導に幅広く対応している。
①−6
都内の医療機関から報告された新規陽性者数の保健所区域別の分布を人口 10 万人当たりで見ると、都内全
域に感染が広がっており、特に、区部の中心部が高い値となっている。
② #7119 における ②
発熱等相談件数
#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の 1 つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。
(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 65.4 件/日から、2 月 8 日時点で 65.7 件/日となっ
た。また、小児の発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 25.1 件/日から、2 月 8 日時点で 26.6 件/日となっ
た。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 962 件/日から、2 月 8 日時点で約 790
件/日に減少した。
-3-
グラフ
①−3
①−4
2 月 9 日 第 113 回モニタリング会議のコメント
(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、先週(1 月 24 日から 1 月 30 日まで(以下「先週」という。)
の 4,164 人から、今週は 3,048 人に減少し、その割合は 12.9%から 14.0%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 535 人/日から、2 月 8 日時点で約 370 人/日に減少し
た。
【コメント】
新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数は、減少したものの、その割合は上昇傾向にある。高齢者は、感
染により既存の疾患が悪化する場合や、誤嚥性肺炎を招く可能性があることから、家庭内及び施設等での徹底
した感染防止対策が重要である。また、施設管理者は、面会の実施に当たり、入所者及び面会者の体調やワクチ
① 新規陽性者数
①−5
ン接種歴、検査陰性等を考慮する必要がある。
オミクロン株が主流となった第 6 波以降、感染者数の増加に伴い、福祉施設、学校・教育施設及び医療機関
等での集団発生事例が多数報告されている。
第 7 波以降、新規陽性者数の 7 日間平均が最も少なかった 10 月 11 日を起点とし、1 月 29 日までに都に報
告があった新規の集団発生事例は、福祉施設(高齢者施設・保育所等)1,874 件、学校・教育施設(幼稚園・学
校等)71 件、医療機関 246 件であった。
【コメント】
今週も複数の医療機関や高齢者施設等で、施設内感染の発生が報告されており、従事者や入院患者及び入所
者は、基本的な感染防止対策を徹底する必要がある。都では、施設を対象とした専用相談窓口を設置し、感染発
生の有無を問わず、感染対策の相談や現地指導に幅広く対応している。
①−6
都内の医療機関から報告された新規陽性者数の保健所区域別の分布を人口 10 万人当たりで見ると、都内全
域に感染が広がっており、特に、区部の中心部が高い値となっている。
② #7119 における ②
発熱等相談件数
#7119 の増加は、感染拡大の予兆の指標の 1 つとしてモニタリングしてきた。都が令和 2 年 10 月 30 日に発
熱相談センターを設置した後は、その相談件数の推移と合わせて相談需要の指標として解析している。
(1) #7119 における発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 65.4 件/日から、2 月 8 日時点で 65.7 件/日となっ
た。また、小児の発熱等相談件数の 7 日間平均は、前回の 25.1 件/日から、2 月 8 日時点で 26.6 件/日となっ
た。
(2) 都の発熱相談センターにおける相談件数の 7 日間平均は、前回の約 962 件/日から、2 月 8 日時点で約 790
件/日に減少した。
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