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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022989.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(第113回 2/9)《東京都》
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モニタリング項目

グラフ

2 月 9 日 第 113 回モニタリング会議のコメント
【コメント】
重症患者数は、32 人とほぼ横ばいであった。新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株が主流となって以
降、重症化率や致死率の低下が示されている。高齢者の重症化率が他の年代に比べ高い傾向は変わらないものの、
これまでに、小児であっても重症化する患者が一定数存在しており、あらゆる年代が重症化するリスクを有して
いることに注意が必要である。

⑥−2
⑥ 重症患者数

(1) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回の 92 人から 2 月 8 日時点で 82 人となった。年代別内訳
は 10 歳未満 2 人、20 代 4 人、30 代 1 人、40 代 1 人、50 代 7 人、60 代 9 人、70 代 27 人、80 代 18 人、90 歳
以上 12 人、不明(確認中)1 人である。
(2) オミクロン株の特性を踏まえた重症患者 82 人のうち、2 月 8 日時点で人工呼吸器又は ECMO を使用してい

る患者が 32 人(前回は 35 人)
、ネーザルハイフローによる呼吸管理を受けている患者が 34 人(同 41 人)
、そ
の他の患者が 16 人(同 16 人)であった。
(3) オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前回の 23.8%から、2 月 8 日時点で 21.2%となった。
【コメント】
オミクロン株の特性を踏まえた重症患者数は、前回からほぼ横ばいとなった。重症者用病床使用率は 20%台
で推移している。各医療機関においては、重症患者の受入状況等を踏まえて柔軟な病床運用を行っていく必要が
ある。
⑥−3

今週新たに人工呼吸器又は ECMO を装着した患者は 30 人であり、新規重症患者数の 7 日間平均は、前回の 3.6
人/日から、2 月 8 日時点で同じく 3.6 人/日となった。

-8-