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(資料3)ポスト2025年の医療・介護提供体制の姿(案) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00035.html
出典情報 医療介護総合確保促進会議(第19回 2/16)《厚生労働省》
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(ケアマネジメントの機能強化)
○ 介護サービスの利用に当たっては、本人の自立を支援する適切なケアマネジ
メントが行われることが重要であることは言うまでもない。こうしたケアマネ
ジメントが、個別ニーズに寄り添った柔軟かつ多様な介護を、医療はもとより、
介護予防、住まい、生活支援などと連携して包括的に提供する地域包括ケアシ
ステムの中で重要な役割を担うものである。
○ ケアマネジャーがこうした役割に即した適切なケアマネジメント機能を発揮
できるよう、取り巻く課題について包括的な検討を行うことが重要である。そ
の中で、適切なケアマネジメント手法の普及・定着、ケアプラン情報や LIFE(科
学的介護情報システム)情報を含め介護情報の体系化、データベース化等によ
るケアマネジメントの質の向上等も進めていくほか、かかりつけ医機能を担う
医療機関との連携、入退院から介護サービスの利用までを含めた総合的なケア
マネジメントの推進を目指す必要がある。また、人材の確保の観点からも、ケ
アマネジャーの待遇改善、ICT 等を活用した業務効率化をはじめとした取組に
より、働く環境の改善を進めて行く必要がある。
(相談支援体制の整備)
○ 地域包括ケアシステムへの起点は、医療機関だけではない。認知症の人や要
介護高齢者等の増加が見込まれる中、地域包括支援センターなどの身近な拠点
による認知症の方を含む要介護者や家族介護者等への伴走型支援はその入口
となるものである。
○ 地域住民からの総合相談支援等を担う地域包括支援センターについて、地域
包括ケアシステムの重要な構成要素として、高齢化に伴う介護ニーズの増大や
高齢者を取り巻く課題の複雑化・多様化、高齢者の単独世帯の増加等に適切に
対応するための体制や環境整備を図っていくことに加え、障害福祉や児童福祉
などの他分野の相談窓口との一体的な設置や連携を促進していくことが重要
である。また、こうした相談窓口が適切に活用されるよう、その周知等を通じ
て、相談支援の仕組みが浸透していくようにすることが重要である。

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